示談書(漏水事故)



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書式の一部抜粋(本文)

示談書

甲、乙及び丙は、乙所有の○○マンション(以下「本件建物」という)において、平成○○年○○月○○日から平成○○年○○月○○日までの間、丙の居住する○号室浴室から水漏れし、階下の○号室居住の甲の家財等に被害を与えた件(以下「本件漏水事件」という。)につき、本日以下の通り合意した。

第1条(甲の損害) 乙及び丙は、甲に対して、本件漏水事故により、甲の家財、衣類等が被害を被ったこといついての責任を認め、乙及び丙は総額金○○円の損害賠償金を支払うことを約した。
第2条(乙の責任) 乙は、本件漏水事故の原因が、○○マンションの排水管の老朽化によることが第1次的なものであることを認め、同マンションの所有者として、前条の賠償金総額金○○円のうち○パーセント相当の金○○円を、本示談書調印と同時に甲に支払う。
第3条(丙の責任) 丙は、本件漏水事故の原因が、○○マンションの排水管の老朽化に加えて、丙が数度にわたす水道の蛇口の締め忘れによる溢水、…によることを認め、甲に対して、第1条の賠償金総額のうち○パーセント相当の金○○円を支払うものとし、これを○回に分割し、毎月末日限り、金○円を下記口座に振込送金する方法により支払う(振込手数料は丙の負担とする)。

○○銀行○○支店 普通預金口座 ○○○○○○○
○○○○ (○○○○○○○)

書式内で注意すべきポイント

注1 賃貸マンションにおける漏水事故については、まず、第一次的に占有者である賃借人が責任を負い、第二次的にマンション所有者である賃貸人が責任を負う(民法717条)。
したがって、漏水の原因が水道の設備や保存に関係なく賃借人の取扱い上の過失であることが明らかな場合には、加害者である賃借人だけが、漏水事故による損害賠償責任を負う。
もっとも、賃借人の過失ではなく、建物や給排水設備等の設置・保存の瑕疵が原因で漏水事故が生じた場合には、所有者である賃借人が責任を問われることになり、この責任は無過失責任である。
本示談書は、漏水したことにつき、賃借人に過失があり、かつ、排水管の老朽化という排水設備に関する瑕疵と競合して事故になったため、賃借人・賃貸人双方に責任があるとしたものである。
注2 ・・・・・
注3 ・・・・・
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注5 ・・・・・
注6 ・・・・・
注7 ・・・・・
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