会社の売り手としてM&Aを選択する理由と注意するべきポイントとは?


自ら会社の売り手としてM&Aを選択する理由には、どのようなものがあるでしょうか?
また、その際どのようなポイントに注意するべきでしょうか?

【この記事の著者】 江黒公認会計士事務所 公認会計士 江黒 崇史
http://www.eguro-cpa.com/


売り手がM&Aを選択する理由には、不採算部門の売却目的や事業承継目的で自社を売却することなどがあります。また、注意するべきポイントとして、買い手側からの要求には誠実に対応しておくことが望まれます。

これまで、当コラムでは買い手側の視点から解説してきましたが、もちろん、M&Aは買い手ばかりのものではありません。経営判断として、自社が売り手となることもあるのです。

では、売却の大きな目的としては、どのようなものがあるのでしょうか?
以下のような理由や目的が売り手側としては挙げられます。

1.自社の事業が苦しい時に救済目的としての友好的売却
2.不採算部門を他社に売却することで自社の経営効率化を図る
3.事業承継目的としての売却


会社や事業を売却するというと、ネガティブな印象があるかもしれませんが、決してそんなことは有りません。
事業承継はもちろんのこと、自社だけでは経営が苦しいままでも第三者と組むことで劇的な復活ができるのであれば、M&Aは検討すべき戦略です。

さて、実際自社を売却するとなると、売り手としてはより高く売りたい、

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