車で人を死亡させても、たった100万円で許される!?


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2013年12月、自動車で人をはねて死亡させたアナウンサーに、罰金100万円の略式命令が出されました。

人が死亡したというのに、たった100万円の罰金だけで済んでしまうのか?と思う人もいるでしょう。

はたして、本当にそれだけで済むのでしょうか? 法律的に解説してみます。

事件はこうして起きた

報道によると2013年1月、静岡県沼津市のホテル駐車場で横手(旧姓千野)志麻元フジテレビアナウンサー(36)が、看護師の男性(当時38歳)をはねて死亡させたとして、自動車運転過失致死の疑いで沼津署により書類送検。

同年12月27日、静岡区検は自動車運転過失致死罪で略式起訴。静岡簡裁が罰金100万円の略式命令を出し、千野アナは即日納付したということです。

リーガルアイ

交通事故を起こした場合、①刑事手続き②民事手続き③行政手続きという3つの手続きが発生します。これらの手続きは、それぞれ別個に進んでいきます。

①刑事手続き
交通事故を起こしたとき、加害者には以下のような刑事処罰が科せられる場合があります。

1. 自動車運転過失致死傷罪
2. 危険運転致死傷罪
3. 道路交通法違反罪


今回の事故の場合、過失による致死ということで「自動車運転過失致死罪」で略式起訴されたわけです。

「刑法」第211条(業務上過失致死傷等)2項
自動車の運転上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処する。


正式に起訴されず罰金だけ科す場合を略式起訴といいます。

今回のケースでは、過失がスピード違反や飲酒運転、赤信号無視という大きなものではなかったため略式起訴になったと考えられます。

しかし、これで終わりではありません。なぜなら、被害者の補償、

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