募集要項だけでなく、採用情報を充実させた自社ホームページをつくる


中小企業が人材を募集しようとする場合、次の方法の中からいくつかのやり方を組み合わせて実施するのが通常です。

①ハローワークに「求人申込書」を提出して募集する

世間一般では良い人材が集まりにくいと思われています。
しかし、最大のメリットは、掲載料が無料であることでしょう。

募集する人材(フリーターや母子家庭の母、高齢者等)によっては、助成金を受けられることがあります。

ハローワークを 通じて採用する場合の注意事項を少しお話ししておきましょう。

厚生労働省では、ハローワークの求人情報の監視を始めており、「ブラック企業」の疑いのある会社については労働基準監督署の立ち入り調査を行っています。

また、残業代の不払い等の違反行為をしている会社の新卒求人を受け付けないための制度が創設されています。

ハローワークがブラック企業の求人を受け付けないことを徹底するようになれば、民間企業が運営している求人サイトについても、その影響がいずれ及んでいくものと考えられます。

したがって、ダメ社員を掴まないように対策を講じることは必要ですが、それ以前に自社が法令を順守しているかどうか再確認し、不備があれば是正しておく必要があります。

②転職サイトのような求人媒体への出稿を通じて募集する

費用が相応にかかりますが、費用をかけた分だけ優秀な人材がハローワークよりも集まると思われます。

ただし、デメリットは①や④の場合も同様ですが、書類選考に合格して面接試験に呼びだしても、当日無断欠席する人も多く、費用が全くムダになってしまうことがあります。
  

③人材紹介会社に希望する人材像を伝えて募集する

メリットは、募集している会社に人材を紹介する前に、紹介会社で人材の絞り込みをある程度してくれるため、希望とマッチした人材を紹介してもらえる可能性は高くなります。

しかし、デメリットとしては、紹介料(年収の約30~35%)がかかってしまうことです。

また、紹介会社は人材の入社が決まった時点で紹介料が得られるため、会社のことを真剣に考えて本当にマッチした人材を送ってくるというより、どんどん送り込んで早く決めてもらうことで紹介料を得ようとするスタンスの会社があるのも事実です。

④自社ホームページに「採用情報」を設けて募集する

ブランド力のある人気企業なら、自社ホームページのみで採用することも可能です。

しかし、そうでない場合は、応募がいつあるか全く分からないという完全な「待ちの姿勢」となります。

メリットは、②③と比べて割安で済む可能性が高く、会社情報等を掲載するスペースの制限も全くありません。

さらに、自社ホームページからの応募者は、非常に優秀である場合があります。

このように自社ホームページを通じた募集にはたくさんのメリットがあります。

にもかかわらず、放ったらかしになっているケースが少なくありません。どんな媒体を使って募集するにせよ、ホームページをチェックすることなく応募してくる人などはいません。

せっかく訪問してくれたホームページに「採用情報がない」、あるいはあっても「募集条件が簡単に記載されているだけ」では会社の魅力を伝えることなどできないのではないでしょうか。それでいて「応募が全然ない……」と嘆くのは本末転倒です。
 
ホームページの採用情報には、

「社長のメッセージ」
「具体的な仕事の内容」
「ある営業社員の1日」
「先輩社員の声」

などのコンテンツを充実させていくことが重要です。

また、コンテンツは文章だけで構成するよりも、写真や図もふんだんに盛り込んだほうが会社の魅力はさらに伝わります。いまや写真や図の掲載は必須です。

以上のように、ホームページのコンテンツをどんどん充実させていくことで、自社の「採用力」はますます向上し、さらに優秀な人材が応募してくるようになるでしょう。

そうすると、極端な話をしてしまえば、①~③の方法をとらなくても、自社ホームページのみで十分賄えるので、結果的に質量ともに最も効率の良い採用活動ができることになります。

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