税務調査で棚卸資産が問題になるケースとは?

調査官「この在庫の計上は工場と店舗のものだけですか?」
社長「はい、その通りです」

つまり調査官は、海外から輸入する時に、海上にあるコンテナの分が在庫に含まれているかどうかをチェックしてきたのです。

計上漏れが発見されるのに時間はかかりませんでした。
結局、この会社はコンテナの分だけの棚卸資産の計上漏れが発覚したのです。

このように、棚卸資産は一般的な考え方とは異なり、不動産の中にある在庫だけではなく、コンテナなどの動産にあるものも含まれるということを覚えておいてください。