講師 伊藤 俊一 先生
時間 約210分

こちらの講座は、「税理士を守る会」または「税務質問会(プレミアム)」で視聴することができます。

不動産業は、取扱額が高額でありグレーゾーンもあることから、税務調査で否認された場合の税額も高額となります。

そのため、不動産業特有の「事件と論点」「想定される税務リスク」「実務上の回避法」「エビデンスの残し方」などを知っておく必要があります。

そこで本講座では、税理士の伊藤俊一先生に3時間にわたり徹底解説していただきました。

主な内容

●消費税の仕入税額控除事件と実務対応の考察
・ムゲンエステート社の事案
・エーディーワークス社の事案
・上記2つについて何が違うのか、今後の展開等について一定の指針を明示、また、上記裁判例から当局調査対応の指針について説明
・上記は解釈変更なのか、個別事案なのか。
・各種資料から国側の証拠書類を検証
・納税者が完備すべきエビデンスについて、経済的合理性の考え方について

●コンテナ節税における耐用年数の問題
・エリアリンク社の事案
・実務対応とエビデンスの残し方
・経済的合理性の考え方について

●総則第6項「特別の事情」
・令和元年8月27日東京地判→東京高判 総則第6項事件をもとに
・実務対応とエビデンスの残し方
・相続対策としての不動産投資に係る経済的合理性の疎明とは何か、一定の実務指針を説明
・不動産小口化商品は総則6項の回避になるのか?~経済的合理性の有無~

●税理士が指導・提案する実務上の留意点
・タックスプランニングに係るスキーム提案について
・通達課税の原則的な考え方
・税理士以外の金融機関やコンサルタントがタックスプランニングを組んだときに、当局調査・事実認定において不利な取扱いになるか
 ~実務傾向、過去の判例等を踏まえての一定の実務指針をご説明~

税理士 伊藤俊一

伊藤俊一税理士事務所 代表
愛知県生まれ。
愛知県立旭丘高校卒業、慶應義塾大学文学部入学。
平成29年3月一橋大学大学院国際企業戦略研究科経営法務専攻修士、令和4年3月同博士課程満期退学。
平成29年度慶應義塾大学「租税に関する訴訟の補佐人制度大学院特設講座」
修了。

事業承継・少数株主からの株式集約(中小企業の資本政策)・相続税・地主様の土地有効活用コンサルティングは累積数百件のスキーム立案実行を経験。
税理士・ 公認会計士・弁護士・司法書士等からの御相談業務、会計事務所、税理士法人の顧問業務、租税法鑑定意見書作成等々について豊富な経験と実績を有する。
・東京税理士会芝支部所属
・1級ファイナンシャル・プランニング技能士

出版実績

税理士伊藤俊一出版実績

「Q&A配当還元方式適用場面のすべて」ロギカ書房
「Q&A所得税法・消費税法における みなし譲渡のすべて」ロギカ書房
「Q&Aみなし配当のすべて」ロギカ書房
「Q&A中小企業のための資本戦略と実践的活用スキーム」ロギカ書房
「Q&A中小・零細企業のための事業承継戦略と実践的活用スキーム」ロギカ書房
「Q&A「税理士(FP)」「弁護士」「企業CFO」単独で完結できる 中小企業・零細企業のための M&A実践活用
スキーム」ロギカ書房
「Q&A課税実務における有利・不利判定」ロギカ書房
「新版 Q&Aみなし贈与のすべて」ロギカ書房
「新版 Q&A非上場株式の評価と戦略的活用手法のすべて」ロギカ書房
「税務署を納得させるエビデンス ―決定的証拠の集め方―1個人編」ぎょうせい
「税務署を納得させるエビデンス ―決定的証拠の集め方―2法人編」ぎょうせい
「税務署を納得させるエビデンス ―決定的証拠の集め方―3相続編」ぎょうせい
「非上場株式評価チェックシート」ロギカ書房
「[Q&A] 同族法人をめぐる オーナー社長の貸付金・借入金 消去の税務」ロギカ書房
「[Q&A] 自己株式の取得・処分・消却に係る税務」ロギカ書房

初月無料で税務の質問に回答(職員・スタッフからの質問も可)

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