講師 伊藤 俊一 先生
時間 約62分

法人の税務調査において、役員給与および役員退職慰労金は重点的に調査される項目であり、株主総会議事録や取締役会議事録等々のエビデンスについて確認されることがあります。

これらエビデンスに不備があり、役員給与や役員退職慰労金の支給が否認されるケースも多いと想定されます。

顧問税理士としては、税務調査で重視される項目を予め理解し、調査に耐えうる書式と内容を把握しておく必要があります。

そこで、税理士の伊藤俊一先生に、「役員給与」「役員退職慰労金」の支給に必要な総会議事録や役会議事録などの書式を用意していただき、さらに「調査に耐えうる」という視点からの各書式の留意点についても解説していただきました。

主な内容

役員退職慰労金関係のひな形
・株主総会議事録 弔慰金支給
・株主総会議事録(死亡支給)役員委任
・株主総会議事録(死亡支給)役員非委任
・株主総会議事録(生前支給)役員委任
・株主総会議事録(生前支給)役員非委任
・役員退職慰労金内規のひな形

役員給与関連のひな形
・定時株主総会招集通知
・定時株主総会議事録
・取締役会議事録(代表取締役への一任バージョン)
・取締役会議事録(取締役会決定バージョン)
・報酬額決定書
・取締役報酬決定通知書
・監査役協議決定書
・監査役報酬決定書
・取締役の報酬額を期中改定
・取締役賞与決定書
・取締役会識事録
・取締役の同意書

税理士 伊藤俊一

伊藤俊一税理士事務所 代表
愛知県生まれ。
愛知県立旭丘高校卒業、慶應義塾大学文学部入学。
平成29年3月一橋大学大学院国際企業戦略研究科経営法務専攻修士、令和4年3月同博士課程満期退学。
平成29年度慶應義塾大学「租税に関する訴訟の補佐人制度大学院特設講座」
修了。

事業承継・少数株主からの株式集約(中小企業の資本政策)・相続税・地主様の土地有効活用コンサルティングは累積数百件のスキーム立案実行を経験。
税理士・ 公認会計士・弁護士・司法書士等からの御相談業務、会計事務所、税理士法人の顧問業務、租税法鑑定意見書作成等々について豊富な経験と実績を有する。
・東京税理士会芝支部所属
・1級ファイナンシャル・プランニング技能士

出版実績

税理士伊藤俊一出版実績

「Q&A配当還元方式適用場面のすべて」ロギカ書房
「Q&A所得税法・消費税法における みなし譲渡のすべて」ロギカ書房
「Q&Aみなし配当のすべて」ロギカ書房
「Q&A中小企業のための資本戦略と実践的活用スキーム」ロギカ書房
「Q&A中小・零細企業のための事業承継戦略と実践的活用スキーム」ロギカ書房
「Q&A「税理士(FP)」「弁護士」「企業CFO」単独で完結できる 中小企業・零細企業のための M&A実践活用
スキーム」ロギカ書房
「Q&A課税実務における有利・不利判定」ロギカ書房
「新版 Q&Aみなし贈与のすべて」ロギカ書房
「新版 Q&A非上場株式の評価と戦略的活用手法のすべて」ロギカ書房
「税務署を納得させるエビデンス ―決定的証拠の集め方―1個人編」ぎょうせい
「税務署を納得させるエビデンス ―決定的証拠の集め方―2法人編」ぎょうせい
「税務署を納得させるエビデンス ―決定的証拠の集め方―3相続編」ぎょうせい
「非上場株式評価チェックシート」ロギカ書房
「[Q&A] 同族法人をめぐる オーナー社長の貸付金・借入金 消去の税務」ロギカ書房
「[Q&A] 自己株式の取得・処分・消却に係る税務」ロギカ書房

初月無料で税務の質問に回答(職員・スタッフからの質問も可)

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