税理士の先生より「会計データを第三者に渡す際に気をつけるべきこと 」について、
税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。
質問
当事務所で入力した会計データを第三者に渡す際に気をつけるべきことをご教示ください。
〔概要〕
私どもの法人顧客がM&Aを考えています。そして、ある公認会計士事務所にコンサルを依頼しています。
今まで、顧客からの依頼がなかった(提案はしたのですが、別途有料となるため店舗別損益は結構ですとのこと)ので、店舗別の損益表は作成してきませんでした。
コンサル会社は、店舗別の損益を把握したいためか、当事務所が作成した会計データがほしいと、顧客を通して依頼がありました。
会計データは、公認会計士事務所に販売したいと考えています。
回答
本件では、二面関係で法律関係を処理する必要があります。
・先生と顧問先の関係
・先生とコンサル会社の関係
1 先生と顧問先の関係
顧問先の会計データを第三者に提供することになりますので、守秘義務解除に関する顧問先の承諾が必要です。
また、それを販売するとするならば、・・・
さらに詳しくは「税理士を守る会(初月無料)」にて解説しています。