都心でビル(土地付き建物)を取得しました。
取得価額は総額で9億円ですが、契約書には土地・建物の内訳や消費税額の記載がありません。
固定資産税評価額は土地 2.5億円、建物 1.8億円となっています。
また、当該土地の公示価格は4億円でした。
この場合、建物の取得対価(支払対価の額)をどのように決定すべきか検討しています。
固定資産税評価額の割合で按分すると、建物の取得対価は以下の通りです。
9億円 × 1.8億円 ÷ (2.5億円 + 1.8億円) = 3.76億円
土地の公示価格(4億円)を土地の時価とし、差額の5億円を建物の対価とする方法でも問題ないでしょうか。
譲渡対価9億円を土地建物の時価、公示価格を土地の時価と捉えると、合理的な時価算定と考えられます。
エビデンス情報が乏しい点はご了承ください。ご教示いただけますと幸いです。
【参考条文・通達・HP】
消費税法施行令 45-3
消基通 10-1-5
消基通 11-4-2
国税庁:消費税 Q&A
Tax-SOS 記事