講師 伊藤 俊一 先生
時間 約240分

こちらの講座は、「税理士を守る会」または「税務質問会(プレミアム)」で視聴することができます。

みなし配当は、課税実務では頻繁に生じる事項ではないため、イメージしずらいとの声が多く聞かれます。
そこで、本講座では、実際に税理士などの士業からのご質問・ご相談を受けた事項を分類し直し、「中小・零細企業実務に直結」という視点で回答を再編集し解説しています。
みなし配当に係る課税実務で、中小・零細企業で登場する実践的なケースを列挙し、網羅した内容となっています。

主な内容

・みなし配当の類型
・資本の払戻し、残余財産の分配とみなし配当
・自己株式又は出資取得とみなし配当
・個人が法人に対して非上場株式を譲渡した場合の課税関係
・みなし配当と通知義務・みなし配当課税特例
・資本剰余金と利益剰余金との同時配当について実務上の留意点
・源泉徴収漏れに伴う「追加払い」の処理
・類書に見られる「トリプル課税」とは?
・みなし配当の計算事例の基本
・税制非適格合併におけるみなし配当計算事例
・税制適格合併でみなし配当が生じない理由
・税制非適格分割型分割におけるみなし配当計算
・分社型分割でみなし配当が生じない理由
・税制非適格分割型分割におけるみなし配当計算事例
・資本の払戻しにおけるみなし配当の具体的計算事例
・自己株式又は出資取得におけるみなし配当
・減資とみなし配当について
・自己株式消却、自己株式譲渡についての具体的計算事例
・平成27年度税制改正による地方税法の改正の影響
・税制非適格合併における抱合株式等がある場合の具体的計算事例
・解散による残余財産の一部分配の考え方
・社員の退社・脱退とみなし配当に係る考え方
・グループ法人税制とみなし配当について譲渡損益の考え方と仕訳例
・解散による残余財産分配取引によるグループ法人税制特例に係る具体的計算事例
・自己株式の取得取引によるグループ法人税制特例に係る具体的計算事例
・相続金庫株の特例に係る具体的計算事例
・みなし配当と持分あり医療法人同士の合併に係る留意事項
・持分あり医療法人と持分なし医療法人との合併
・合併ではなく出資持分を譲渡するパターン(医療法人M&A)
・平成30年度税制改正における無対価組織再編成とみなし配当
・士業法人等、特殊な法人に係るみなし配当
・判例・裁判例・裁決例にみるみなし配当事例

税理士 伊藤俊一

伊藤俊一税理士事務所 代表
愛知県生まれ。
愛知県立旭丘高校卒業、慶應義塾大学文学部入学。
平成29年3月一橋大学大学院国際企業戦略研究科経営法務専攻修士、令和4年3月同博士課程満期退学。
平成29年度慶應義塾大学「租税に関する訴訟の補佐人制度大学院特設講座」
修了。

事業承継・少数株主からの株式集約(中小企業の資本政策)・相続税・地主様の土地有効活用コンサルティングは累積数百件のスキーム立案実行を経験。
税理士・ 公認会計士・弁護士・司法書士等からの御相談業務、会計事務所、税理士法人の顧問業務、租税法鑑定意見書作成等々について豊富な経験と実績を有する。
・東京税理士会芝支部所属
・1級ファイナンシャル・プランニング技能士

出版実績

税理士伊藤俊一出版実績

「Q&A配当還元方式適用場面のすべて」ロギカ書房
「Q&A所得税法・消費税法における みなし譲渡のすべて」ロギカ書房
「Q&Aみなし配当のすべて」ロギカ書房
「Q&A中小企業のための資本戦略と実践的活用スキーム」ロギカ書房
「Q&A中小・零細企業のための事業承継戦略と実践的活用スキーム」ロギカ書房
「Q&A「税理士(FP)」「弁護士」「企業CFO」単独で完結できる 中小企業・零細企業のための M&A実践活用
スキーム」ロギカ書房
「Q&A課税実務における有利・不利判定」ロギカ書房
「新版 Q&Aみなし贈与のすべて」ロギカ書房
「新版 Q&A非上場株式の評価と戦略的活用手法のすべて」ロギカ書房
「税務署を納得させるエビデンス ―決定的証拠の集め方―1個人編」ぎょうせい
「税務署を納得させるエビデンス ―決定的証拠の集め方―2法人編」ぎょうせい
「税務署を納得させるエビデンス ―決定的証拠の集め方―3相続編」ぎょうせい
「非上場株式評価チェックシート」ロギカ書房
「[Q&A] 同族法人をめぐる オーナー社長の貸付金・借入金 消去の税務」ロギカ書房
「[Q&A] 自己株式の取得・処分・消却に係る税務」ロギカ書房

初月無料で税務の質問に回答(職員・スタッフからの質問も可)

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