弊事務所のクライアントで、代表取締役が2名いる法人があります。このたび、両代表者の間で意見の対立が深刻化し、今後は共同で会社を経営していくことが困難な状況であるとの相談を受けました。

前提となる状況は以下のとおりです。

・事業内容:介護施設の運営

・株主構成:Aが50%、Bが50%を保有

・A・Bともに介護現場で業務に従事しており、有資格者でもある

・業務分担としては、Aが請求業務・経理業務など総務全般を担当し、Bが現場のマネジメントを担当している

・より上位の介護資格については、Bのみが保有している

・代表者印はAが管理・登録している

・銀行借入については、A・Bの双方が連帯保証人となっている

・さらに、Aは自宅不動産を担保として提供している

また、Aはこれまでにも意見の対立が生じた際、次のような行動を取ったことがあります。

・口論の後、約1か月間、無断で出社しなかったことがある

・口論中にBへ暴力を振るったことがある

・半年ほど前にも口論となり、自ら退職願を作成して会社へ提出したことがある(その後は通常どおり出社を再開しましたが、退職願はBが受領し保管しています)

現在は両者の関係が完全に悪化しており、修復は難しい状況です。直近の口論をきっかけに、Aは再び約1週間にわたり出社していません。

こうした状況を受け、Bとしては、Aを代表取締役および会社経営から退かせるか、それが難しいのであれば自ら退職するかという選択肢を検討しています。

このようなケースでは、Bが法的手続などによりAを強制的に会社経営から排除することは現実的に可能なのでしょうか。

また、株式を双方が50%ずつ保有していることや、代表取締役が2名であることなども踏まえた場合、どのような解決方法や対応策が考えられるのか、ご教示いただけますでしょうか。

回答(税理士を守る会)

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