・被相続人X:令和●年●月●日死亡(相続税申告は期限後申告となります)
・遺言書あり:内容は「被相続人Xの実弟Yがすべての財産を相続する」というものです。
・法定相続人:離婚した前妻との間に生まれた子3人(XX・YY・ZZ)
・弁護士:Y・XX・YY・ZZそれぞれに弁護士がついています。
今回は、相続税申告に関する契約の締結方法および報酬の請求方法についてご相談させてください。
Yから、弁護士を通じて相続税申告の依頼を受けました。
Yとの間では、相続税申告の報酬を約50万円とすることで受任しており、既に契約書も取り交わしております。
当初は、遺言書の内容どおりYがすべての財産を取得することを前提として申告書を作成しており、法定相続人である3人については、参考資料として申告書の作成を進めておりました。
ところが、この度Yから連絡があり、法定相続人のうち2人(XX・YY)から金銭の支払請求を受け、Yが現金で遺留分を支払ったとのことでした。
今後の進め方としては、Yの弁護士を通じてXX・YYの弁護士に連絡し、XX・YYもYと一緒に相続税申告を行う意向があるかどうか、確認したいと考えております。
そのうえで、仮にXX・YYから当事務所に相続税申告の依頼があった場合、当事務所との契約書の取り交わし方および報酬の請求方法について、次の①②のいずれかを検討しています。
① Yとの契約とは別に、XX・YYそれぞれと新たに契約を締結する方法
既に締結しているYとの契約(報酬50万円)とは別に、XXとYYに対して、それぞれ約20万円の報酬を請求する旨を定めた契約書を取り交わす方法です。
②Yとの契約に定めた報酬50万円を、Y・XX・YYで等分に負担してもらう方法
Yとの間で既に契約している報酬50万円について、Y・XX・YYの3人で等分に支払っていただく方法です。
現在、上記①②のどちらの方法が適切なのか判断に迷っております。
また、これら以外にも、今回のようなケースにおいて考えられる報酬の請求方法や契約の締結方法がありましたら、ご教示いただきたいです。
複数の相続人から相続税申告の依頼を受ける場合の契約上・報酬上の注意点や、進めるにあたって留意すべき事項などについても、アドバイスをいただけますでしょうか。



