次のような状況において、会社株式を100%保有している後継者が死亡した場合のリスク対策として、実務上どのような対応が多く採られているのか、ご意見を伺いたいです。
【対象会社】
・非上場会社
・従業員数:約50名
【機関構成】
・代表取締役社長:父
・監査役:母
・取締役A:息子
【株主構成】
・取締役Aが株式を100%保有
【家族構成】
・取締役Aには妻Bがおります
・子どもはいません
・今後も子どもを持つ予定はありません
【考慮している事情】
代表取締役社長である父は高齢(70代後半)かつ健康状態もあまり良好ではなく、今後5年以内には引退または死亡する可能性が高いと想定しています。
【懸念している問題点】
仮に、取締役Aが不慮の事故等により先に死亡した場合、Aが保有している株式100%は、相続により妻Bへ承継されることになります。
しかし、妻Bには会社経営へ関与する意思が一切なく、もし株式を第三者へ売却した場合、競合会社や敵対的な外部企業へ経営権が移るリスクがある点を危惧しています。
【現時点で考えている対策案】
A保有株式をすべて譲渡制限株式にすることを検討しました。
ただ、仮にBが株式を100%相続した場合、譲渡承認の場面で会社側が承認を拒否しようとしても、株主総会の特別決議においては100%株主であるBの意思がそのまま反映されることになるため、実質的には十分な防止策にならないのではないかと考えております。
このようなケースにおいて、実務上はどのような事業承継対策や株式対策が取られることが多いのでしょうか。




