講師 伊藤 俊一 先生
時間 約123分

こちらの講座は、「節税タックスプランニング研究会(プレミアム)」で視聴することができます。

金融機関の提案するスキームやタックスプランニングについて、顧問先からアドバイスを求められることがあります。
その際に顧問税理士として、提案書を読み解き、的確なコメントをできるかどうかは重要なポイントです。

メリットのあるように見える金融機関の提案に、顧問税理士の視点でしっかりと意見できないと、提案通りに進められてしまうことがあります。
そうなると、そのスキームを理解している金融機関の紹介する税理士に切り替えられてしまうケースも考えられます(顧問先剥がし)。

そこで、本講座では、実際の金融機関の提案書を使用して、その読み方と税理士が把握しておくべき留意点、顧問先へのアドバイスのポイントなどを解説いたしました。
また、金融機関と税理士との提案書が絡んだ場合のクライアントとの距離感についても随時触れています。

主な内容

金融機関提案資料(事業承継に関する資料)
・株式移転による資産管理会社の設立と株式評価額の推移
・株式等保有特定会社の判定基準
・株式移転のスキームと株式評価額のシミュレーション など

金融機関との付き合い方
・顧問先剥がしを防止するためのクライアントとのつきあい方
・金融機関の提案について疑うべきか
・金融機関提案について顧問税理士がとるべきスタンスとは?

補足解説
・事業承継スキーム策定時にあたっての総則 6 項への事前対応策

税理士 伊藤俊一

伊藤俊一税理士事務所 代表
愛知県生まれ。
愛知県立旭丘高校卒業、慶應義塾大学文学部入学。
平成29年3月一橋大学大学院国際企業戦略研究科経営法務専攻修士、令和4年3月同博士課程満期退学。
平成29年度慶應義塾大学「租税に関する訴訟の補佐人制度大学院特設講座」
修了。

事業承継・少数株主からの株式集約(中小企業の資本政策)・相続税・地主様の土地有効活用コンサルティングは累積数百件のスキーム立案実行を経験。
税理士・ 公認会計士・弁護士・司法書士等からの御相談業務、会計事務所、税理士法人の顧問業務、租税法鑑定意見書作成等々について豊富な経験と実績を有する。
・東京税理士会芝支部所属
・1級ファイナンシャル・プランニング技能士

出版実績

税理士伊藤俊一出版実績

「Q&A配当還元方式適用場面のすべて」ロギカ書房
「Q&A所得税法・消費税法における みなし譲渡のすべて」ロギカ書房
「Q&Aみなし配当のすべて」ロギカ書房
「Q&A中小企業のための資本戦略と実践的活用スキーム」ロギカ書房
「Q&A中小・零細企業のための事業承継戦略と実践的活用スキーム」ロギカ書房
「Q&A「税理士(FP)」「弁護士」「企業CFO」単独で完結できる 中小企業・零細企業のための M&A実践活用
スキーム」ロギカ書房
「Q&A課税実務における有利・不利判定」ロギカ書房
「新版 Q&Aみなし贈与のすべて」ロギカ書房
「新版 Q&A非上場株式の評価と戦略的活用手法のすべて」ロギカ書房
「税務署を納得させるエビデンス ―決定的証拠の集め方―1個人編」ぎょうせい
「税務署を納得させるエビデンス ―決定的証拠の集め方―2法人編」ぎょうせい
「税務署を納得させるエビデンス ―決定的証拠の集め方―3相続編」ぎょうせい
「非上場株式評価チェックシート」ロギカ書房
「[Q&A] 同族法人をめぐる オーナー社長の貸付金・借入金 消去の税務」ロギカ書房
「[Q&A] 自己株式の取得・処分・消却に係る税務」ロギカ書房

初月無料で税務の質問に回答(職員・スタッフからの質問も可)

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