<前提>
A社(代表者が100%株式所有)と、A社が100%所有する完全子会社B社との間で合併を予定しています。
A社が合併法人、B社が被合併法人です。
しかし、以前からA社とB社間で残高が一致していない科目があります。
具体的には以下のとおりです。
・A社:B社に対する売掛金26,000千円
・B社:A社に対する買掛金なし
(その他の相互科目は一致しています)
なお、A社とB社では税理士が別であり、原因は過去に遡っても特定できていません。
【質問】
① このまま現状の残高不一致を解消せずに合併した場合、A社側の売掛金を残す処理になると考えてよいでしょうか。
② 仮に、A社が実態のない売上を計上していたケースであっても、更正の請求期間が過ぎている場合には、そのまま売掛金残高を残す以外に方法はないと理解してよいでしょうか。
③ 現社長は貸借対照表(B/S)を整理・精算したい意向を持っていますが、会計上「損失計上+別表加算」という処理は可能なのでしょうか。




