こちらの講座は、「税理士を守る会」または「税務質問会(プレミアム)」で視聴することができます。
新事業承継税制の各申請様式の作成において、マニュアルに沿って記載・準備していけば、一定の体裁は整います。
しかし、各様式・届出書類での留意すべきポイントを押さえておかないと、顧問先に追加資料を用意してもらう必要が生じたり、説明不足による税賠リスクが発生することがあります。
理解不足のまま、新事業承継税制を顧問先に説明・提案・適用するのは、税理士先生にとってリスクが高い制度といえます。
そこで事業承継に詳しい伊藤俊一先生に、各申請様式・届出書類について徹底解説していただきました。
(様式第20災害等確認申請書(第一号))等の特殊な様式は除いています。)
顧問先に自信をもって、新事業承継税制を説明・提案できるよう本講座をご活用ください。
主な内容
・ 一般措置で使用する様式第21と特例措置で使用する様式第21の相違点・注意点
・ 民法特例におけるよく使用される時価概念とは?
・ 税賠対象にならないために注意すべき書式とは?、説明責任はごこまですればよい?
・ クライアントに説明し忘れると税賠リスクが高まる民法特例の留意点
・ 納税猶予制度を利用するための手続きにかかる必要書類の留意点とは?
・ 様式第7の3、7の4、8の3、8の4に関する別紙1・別紙2に関する注意点
・ 添付書類で注意すべき原本証明について
・ 個人事務所が特に留意すべき年次報告書の管理方法と今後の傾向、潮流について
・ 知っておきたい都道府県知事の認可のタイミング
・ 各書式解説
様式第1 遺留分に関する民法の特例に係る確認申請書
様式第4 遺留分に関する民法の特例に係る確認証明申請書
様式第6 認定申請書
様式第7の3 第一種特例贈与認定中小企業者に係る認定申請書
様式第7の4 第二種特例贈与認定中小企業者に係る認定申請書
様式第8の3 第一種特例相続認定中小企業者に係る認定申請書
様式第8の4 第二種特例相続認定中小企業者に係る認定申請書
様式第10の2 施行規則第9条第5項の規定による認定取消申請書
様式第11 年次報告書
様式第12 随時報告書
様式第13 合併報告書
様式第14 株式交換等報告書
様式第15 施行規則第12条第11項の規定による臨時報告書
様式第17 施行規則第13条第2項の規定による確認申請書
様式第21 施行規則第17条第2項の規定による確認申請書
様式第24 施行規則第17条第3項の規定による変更確認申請書
様式第25 施行規則第18条第2項の規定による確認取消申請書
様式第27 特例承継計画に関する報告書
税理士 伊藤俊一
伊藤俊一税理士事務所 代表
愛知県生まれ。
愛知県立旭丘高校卒業、慶應義塾大学文学部入学。
平成29年3月一橋大学大学院国際企業戦略研究科経営法務専攻修士、令和4年3月同博士課程満期退学。
平成29年度慶應義塾大学「租税に関する訴訟の補佐人制度大学院特設講座」
修了。
事業承継・少数株主からの株式集約(中小企業の資本政策)・相続税・地主様の土地有効活用コンサルティングは累積数百件のスキーム立案実行を経験。
税理士・ 公認会計士・弁護士・司法書士等からの御相談業務、会計事務所、税理士法人の顧問業務、租税法鑑定意見書作成等々について豊富な経験と実績を有する。
・東京税理士会芝支部所属
・1級ファイナンシャル・プランニング技能士
出版実績
「Q&A配当還元方式適用場面のすべて」ロギカ書房
「Q&A所得税法・消費税法における みなし譲渡のすべて」ロギカ書房
「Q&Aみなし配当のすべて」ロギカ書房
「Q&A中小企業のための資本戦略と実践的活用スキーム」ロギカ書房
「Q&A中小・零細企業のための事業承継戦略と実践的活用スキーム」ロギカ書房
「Q&A「税理士(FP)」「弁護士」「企業CFO」単独で完結できる 中小企業・零細企業のための M&A実践活用
スキーム」ロギカ書房
「Q&A課税実務における有利・不利判定」ロギカ書房
「新版 Q&Aみなし贈与のすべて」ロギカ書房
「新版 Q&A非上場株式の評価と戦略的活用手法のすべて」ロギカ書房
「税務署を納得させるエビデンス ―決定的証拠の集め方―1個人編」ぎょうせい
「税務署を納得させるエビデンス ―決定的証拠の集め方―2法人編」ぎょうせい
「税務署を納得させるエビデンス ―決定的証拠の集め方―3相続編」ぎょうせい
「非上場株式評価チェックシート」ロギカ書房
「[Q&A] 同族法人をめぐる オーナー社長の貸付金・借入金 消去の税務」ロギカ書房
「[Q&A] 自己株式の取得・処分・消却に係る税務」ロギカ書房