講師 伊藤 俊一 先生
時間 約187分

こちらの講座は、「税理士を守る会」または「税務質問会(プレミアム)」で視聴することができます。

課税実務の判断においては、根拠がよくわからない数値基準が多数あります。

同族経営の不動産管理会社における「管理手数料」、サブリース方式の「サブリース料」、「少額減価償却資産」などは税務調査の注目されやすい論点です。

「根拠がわからないがよく使われているからその基準を利用する」のと、「数値基準の考え方と留意点を理解して利用する」のでは、税務調査で指摘されたときの対応が大きく異なります。

そこで、税理士の伊藤俊一先生に、
・各種論点における数値基準と考え方
・税務調査ではどこまで許容されるのか?
・実務で整理しておくべきエビデンス
などを解説していただきました。

主な内容

◎不動産管理会社の「管理手数料」
◎不動産管理会社サブリース方式の「サブリース料」
・管理会社方式と転貸方式・サブリース方式
・税務調査のポイント
◎「通常の地代」の留意点
・無償返還方式と相当の地代方式は
どちらを採用すべきか
・不動産売買時の時価
・税務上の適正な自社株評価額のおさらい
・移動時の価格設定と賃料
・同族法人間で不動産を売却する場合のポイント
・相当の地代及び通常の地代の計算
・財産評価管理上の留意点
◎従業員等に対する「各種手当の上限額」
・出張手当
・日当自体が否認された事例
・社宅家賃
◎固定資産の取得価格の判定
・「1単位」の意識と節税商品との関係
◎定期同額給与の「おおむね一定」の射程
◎少額減価償却資産
◎「付随費用○%」の射程
◎土地とともに取得した建物等の取壊しについての「期間」
◎自己株式の取得
・個人⇒個人間の税務上評価額の適正時価
・個人⇒法人間の税務上評価額の適正時価
・「著しく低い価格」の明文規定、第三者間贈与とみなし贈与課税

税理士 伊藤俊一

伊藤俊一税理士事務所 代表
愛知県生まれ。
愛知県立旭丘高校卒業、慶應義塾大学文学部入学。
平成29年3月一橋大学大学院国際企業戦略研究科経営法務専攻修士、令和4年3月同博士課程満期退学。
平成29年度慶應義塾大学「租税に関する訴訟の補佐人制度大学院特設講座」
修了。

事業承継・少数株主からの株式集約(中小企業の資本政策)・相続税・地主様の土地有効活用コンサルティングは累積数百件のスキーム立案実行を経験。
税理士・ 公認会計士・弁護士・司法書士等からの御相談業務、会計事務所、税理士法人の顧問業務、租税法鑑定意見書作成等々について豊富な経験と実績を有する。
・東京税理士会芝支部所属
・1級ファイナンシャル・プランニング技能士

出版実績

税理士伊藤俊一出版実績

「Q&A配当還元方式適用場面のすべて」ロギカ書房
「Q&A所得税法・消費税法における みなし譲渡のすべて」ロギカ書房
「Q&Aみなし配当のすべて」ロギカ書房
「Q&A中小企業のための資本戦略と実践的活用スキーム」ロギカ書房
「Q&A中小・零細企業のための事業承継戦略と実践的活用スキーム」ロギカ書房
「Q&A「税理士(FP)」「弁護士」「企業CFO」単独で完結できる 中小企業・零細企業のための M&A実践活用
スキーム」ロギカ書房
「Q&A課税実務における有利・不利判定」ロギカ書房
「新版 Q&Aみなし贈与のすべて」ロギカ書房
「新版 Q&A非上場株式の評価と戦略的活用手法のすべて」ロギカ書房
「税務署を納得させるエビデンス ―決定的証拠の集め方―1個人編」ぎょうせい
「税務署を納得させるエビデンス ―決定的証拠の集め方―2法人編」ぎょうせい
「税務署を納得させるエビデンス ―決定的証拠の集め方―3相続編」ぎょうせい
「非上場株式評価チェックシート」ロギカ書房
「[Q&A] 同族法人をめぐる オーナー社長の貸付金・借入金 消去の税務」ロギカ書房
「[Q&A] 自己株式の取得・処分・消却に係る税務」ロギカ書房

初月無料で税務の質問に回答(職員・スタッフからの質問も可)

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