株主による帳簿閲覧請求
この書式は、株主による帳簿閲覧請求のひな形です。
書式の一部抜粋(本文)
帳簿閲覧請求書
私は、貴社の総株主の議決権(2000個)の100分の3以上に相当する議決権(100個)を有する株主ですが、後記の通り貴社に対し帳簿等閲覧並びに謄写の請求を致します。
記
1 日時 令和○年○月○日午前○○時
2 場所 貴社本社
3 帳簿等 令和○年○月○日から令和○年○月○日までの会計帳簿一切(関係書帳簿を含む)
4 閲覧等の範囲 閲覧につき全部、謄写につき指示部分
5 同行者 公認会計士○○○○
6 閲覧を求める理由 貴社取締役らに対する違法行為差止請求及び損害賠償請求権の行使のための資料収集
以上
東京都○○区○○町○丁目○番○号
○○株式会社
代表取締役○○○○ 殿
令和○年○月○日
東京都○○区○○町○丁目○番○号
通知人 ○○○○ ○印
書式内で注意すべきポイント
注1 本通知書は、株式会社に粉飾決算の疑いが生じた等の理由により、当該株式会社の株主が当該株式会社に対し帳簿の閲覧及び謄写の請求をする際の文例である。
注2 総株主の議決権の100分の3以上の議決権を有する株主又は発行済株式総数の100分の3以上にあたる株式を有する株主は、会社の営業時間内は、いつでも、会計帳簿又はこれに関する資料の閲覧・謄写を請求することができる(会社法433条1項)。
注3 タイトルから帳簿の閲覧を求めることを明らかにする。
注4 ・・・・・
注5 ・・・・・
新着記事

法人税の中間申告制度|対象企業・申告時期・納付方法を解説
法人税の中間申告は、一定の企業に義務付けられている税務手続きです。 事業年度の途中に申告・納付を行う必要があり、期限や方法を誤ると加算税・延滞税の...

中小企業向けクラウド会計ソフト活用戦略:選び方と注意点を解説
クラウド会計ソフトは、中小企業の経理業務を効率化する有力な選択肢です。 導入にあたっては、機能、コスト、運用体制などを多角的に比較することが欠かせ...

中小企業の役員報酬|損金算入の要件と会計処理・税務上の注意点を解説
役員報酬は従業員給与とは取扱いが異なり、支給方法や支給時期によって損金算入の可否が分かれます。 税務調査で損金不算入と判断されれば、法人税負担が増...


