A社の社長である甲は、以前、B社(代表者:乙)の従業員として勤務していました。
約3年前、乙からのパワーハラスメントにより精神疾患(うつ病)を発症し、担当医(会社の産業医ではありません。)から強く入院を勧められたため、退職後すぐに入院しました。入院期間は約3か月で、その後は症状もほぼ回復し、社会復帰しています。
社会復帰にあたっては、乙から受けたパワーハラスメントによる精神的な影響が残っていたことから、他社へ就職して同様の被害に遭うことを避けたいと考え、自ら会社を設立しました。
現在は、自身の能力の範囲で事業を営んでおり、前職で築いた取引先との関係や知人からの紹介もあって、順調に仕事を続けています。
しかし、会社設立後も、B社の乙からA社宛てに暑中見舞いや年賀状が毎年送られてきており、宛名は甲社長となっています。
他の知人や取引先から届く暑中見舞いや年賀状は一般的な挨拶のみですが、乙からのはがきには、毎回必ず「大丈夫ですか」という一文が添えられています。
甲は、パワーハラスメントによって精神的な苦痛を受け、長期間の入院を余儀なくされた経緯があることから、乙に対しては一切返事をしていません。
そのような中で甲は、乙はパワーハラスメントに関する法的責任や訴訟を警戒しており、「大丈夫です」という返信を得ることを目的として、「大丈夫ですか」と毎回書いているのではないかと考えるようになりました。
【質問】
乙から「大丈夫ですか」と記載された暑中見舞いや年賀状が届くようになって約3年が経過し、その間に合計6回程度受け取っています。
毎回欠かさず「大丈夫ですか」と記載されていることに対し、最近では不気味さを感じるようになっています。
そこで質問ですが、乙が3年間にわたり毎回「大丈夫ですか」と記載している意図として、甲から「大丈夫です」といった返信を得ることで、将来的な法的紛争への備えや証拠として利用することを目的としている可能性は考えられるでしょうか。
また、そのような対応が、弁護士等の助言に基づいて行われている可能性について、一般的な見解をご教示いただけますでしょうか。




