私の友人であるB氏(40代半ば)から相談を受けた事案について、ご教示いただければと存じます。
以下のような状況において、甲氏の行動を制限するための方法がないか、また、乙氏およびB氏の意見を会社の方針として通すためにどのような対応が考えられるか、ご相談させてください。
【前提】
対象となる会社は、業歴60年程度の同族会社で、製造業を営んでいます。現在は高齢の社員が多いことが課題となっています。
主要株主および会社の役員構成等については、以下のとおりです。
・友人B氏の叔父である甲氏(80代前半)が主要株主であり、議決権の約50%超を保有している。その他の株式については、B氏の父であり、甲氏の弟に当たるA氏(70代半ば)や、その他の親族が所有している。
・一昨年、会社の代表者が甲氏から、甲氏の息子であり、B氏の従兄に当たる乙氏(50代前半)へ変更された。
・これまでの会社は、甲氏が社長、A氏が専務という体制であり、甲氏は典型的なワンマン社長として会社を経営してきた。
・一昨年、甲氏は社長を退いて会長となり、A氏は退職した。その後、乙氏が社長に就任し、B氏も役員となった。
現在、70代前半となった委任契約の工員の今後の待遇について、甲氏と乙氏・B氏との間で意見が分かれています。
甲氏は、工員が70代前半になったことを契機として、パート社員として新たに雇用契約を締結し、これまでよりも報酬の単価を下げることを主張しています。
一方、乙氏およびB氏は、報酬を下げることで、現在の工員との契約関係を維持できなくなる可能性があることを懸念しており、報酬を引き下げることには反対しています。そのため、現在の委任契約をそのまま継続することを希望しています。
【相談内容】
このような状況において、以下の点についてご教示ください。
乙氏およびB氏の意見を会社の方針として通すための、何らかの有効な方法はあるでしょうか。
甲氏が主要株主であり、これまでワンマン社長として会社を経営してきたという事情も踏まえ、甲氏の意向や行動を一定程度制限するための方法があるかどうかも含めて、ご教示いただければ幸いです。
もし、乙氏およびB氏の意見を通すための有効な方法がないのであれば、相談者であるB氏が納得しやすい形で、今回の対応について説明する方法についても、ご教示いただけましたら幸いです。



