顧問先の役員から、使用貸借となっている土地上の建物と相続について相談を受けています。基本的な法務上の考え方をご教示いただけますと幸いです。
今回の事案は次のような状況です。
相談者は70代の会社役員A氏です。
最近、A氏の従兄弟であるB氏が亡くなり、その相続人は子であるC氏1名です。
A氏が所有する土地の上にはB氏所有の家屋が建っています。
土地の利用について契約書は作成されておらず、地代の支払いもないため、土地の利用関係は使用貸借であると考えられます。また、土地は市街化調整区域内の宅地であり、地価は比較的低い地域です。
A氏は建物を取り壊して土地を更地にしたいと考えており、相続人であるC氏からも同意を得られる見込みです。また、建物の解体費用についてはA氏が負担しても差し支えないと考えています。
このような状況を踏まえ、次の点についてご教示いただけますでしょうか。
・家屋を解体するにあたり、相続人であるC氏との間で締結しておくべき契約書や同意書などがあればご教示ください。
・C氏の同意を得た後、将来的な法的リスクをできる限り回避するために留意すべき点があればご教示ください。
・解体費用をA氏が負担することについて、契約書等で明確に定めておく必要があるかについても併せてご教示いただけますでしょうか。




