大規模店舗に係る外構工事の請負契約についてご相談いたします。
【前提】
当社は、大規模店舗の外構工事を請け負っています。
当該店舗のオープン予定日が当社の決算日と重なっています。当初予定していた工事自体は一旦完了していますが、現在も発注者との間で細かな仕上げ作業や手直し対応を継続しています。
一部作業はオープン後にずれ込み、最終的な工事完了は決算日以降となる見込みです。
上記状況を踏まえ、以下の点についてご教示ください。
【質問1:売上計上時期について】
当社では、発注者から要請されている一連の手直し・修正作業については、当初の請負契約に含まれる内容であり、別途請求は発生しないものと整理しています。そのため、これらの作業を含めた完了時点を「完成引渡」と考えています。
したがって、決算日時点で全作業が完了していない場合には、当該工事は仕掛工事として処理する方針ですが、この取扱いで問題ないでしょうか。
また、発注者との認識が一致していることを示すため、税務調査対策として、議事録や工事完了確認書など、どのような書類を整備しておくべきかも併せてご教示ください。
さらに、税務調査において、「工事は一旦終了し店舗もオープンしている」ことを理由に、オープン時点までの部分について完成とみなし、売上を見積計上すべきと指摘されるリスクはないでしょうか。
【質問2:売上に対応しない原価の発生について】
修正作業が一定期間継続する可能性があり、また瑕疵担保責任期間中の対応も含まれるため、請負契約上は新たな請求が発生せず、原価のみが追加的に発生するケースが想定されます。
この場合、仮に決算時に売上を計上することとなった場合には、申告時までに確定している原価は売上に対応させて原価算入し、それ以降に発生する原価は発生事業年度の費用として処理する、という理解で問題ないでしょうか。
【質問3:完成引渡時期の判定基準について】
一般論として、工事完了が遅延し、完成引渡時期を明確に特定できないケースがあります。その際、追加請求がある場合とない場合とで、売上計上のタイミングが異なる可能性があると考えています。
このような状況において、契約内容や現場実態を踏まえ、適切な売上計上時期を判断するためには、どのような点に留意すべきでしょうか。また、顧客に説明する際に意識すべきポイントについても、ご教示いただけますと幸いです。




