特許権侵害に基づく警告書
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この書式は、特許権侵害に基づく警告書のひな形です。
書式の一部抜粋(本文)
通 知 書
当社は、貴社に対し、以下の通り通知します。
貴社は、現在「○○」と称する商品(以下「本件商品」といいます。)を販売しておられますが、本件商品は、当社が保有しております下記特許権の表示記載の特許権(以下「本件特許権」といいます。)の技術的範囲に属するものであり、本件特許権を侵害しております。
つきましては、貴社におかれましては、直ちに本件商品の製造及び販売を中止されますよう請求します。
また、当社の調査によれば、本件商品の譲渡数量は○○万個であり、単位数量当たりの利益は○○円であると考えられるため、○○万円を当社が被った損害として下記振込口座に本通知書到達日から1週間以内にお振り込み下さるよう請求します。
本件商品の製造及び販売の中止がなされず、又は、期限内に損害金がお振り込み頂けないときには、やむを得ず法的手続に移行することを念のため申し添えます。
(特許権の表示)
特許○○○○○○号
(技術的範囲の内容)
○○○○
(振込口座)
○○銀行○○支店 普通 ○○○○○○
○○○○
東京都○○区○○町○丁目○番○号
○○株式会社
書式内で注意すべきポイント
注1 本通知書は、特許権が侵害された場合に侵害者に対して、侵害品の製造・販売及び損害賠償を求める際の文例である。
注2 特許権侵害への警告書が過誤に基づく場合には、営業誹謗行為として不正競争防止法2条1項14号違反の問題が生じ、損害賠償請求をされるおそれがあるので慎重に対応する必要がある。
注3 何度も用いる用語には略語を設定する。
注4 当方の特許権が何かを特定する必要がある。特許権は、特許番号により特定することができる。
注5 当方の特許権の技術的範囲を明示することで、相手方の権利侵害行為を特定する。
注6 ・・・・・
注7 ・・・・・
注8 ・・・・・
注9 ・・・・・