契約書のひな形、内容証明郵便書式、労務書式、
会社法議事録・通知書のテンプレートが無料

相続税における土地の評価方法とは?

土地を相続した場合、相続税の金額を知るためには、その土地の評価をどのようにすればいいのでしょうか?


【この記事の著者】 阿部慎太郎税理士事務所 税理士 阿部 慎太郎

相続税の税額を計算するには、相続によって取得した資産の金額がいくらであったかを評価しなければなりません。
相続によって取得した土地は、「時価」で評価すると定められています。

相続によって、土地を取得した場合、その土地をいくらで評価するのが正しいでしょうか?

相続でもらったのだからゼロ円ですか? それとも、その故人が買った時の値段でしょうか?

じつは、相続によって取得した土地の評価には「時価」が使われます。よく高級なすし屋にある、あの「時価」です。

しかし、この「時価」というのは非常にわかりにくいものです。
そのため、具体的にいくらになるのか、という要望にこたえて、一般的には、相続税の計算においては、「路線価方式」「倍率方式」といういずれかの方法で評価することが定められています。

【路線価方式】
「路線価」というのは、道路に値段をつけることで、

PREVNEXT

関連記事

法人税の収益計上時期の原則と例外。税務調査で指摘されやすいポイント

税務調査は申告漏れだけでなく、売上・経費の計上時期の誤りを指摘されることも少なくありません。 売上の計上時期は、経費に比べて誤りがあったとしても見...

“倍返し”には、犯罪が成立するのか?

動画解説はこちら 正当防衛も、行きすぎると過剰防衛になりかねない!? そんな事件が発生しました。 事件はこうして起きた 10月...

資金繰りが悪化!会社が破産!経営者の法的責任とは?

今回は、会社が破産してしまった場合の代表者・経営者の法的責任や処理の手続きなどについて法律解説します。 問題の核心をチェック あ...