契約書のひな形、内容証明郵便書式、労務書式、
会社法議事録・通知書のテンプレートが無料

相続税における土地の評価方法とは?

土地を相続した場合、相続税の金額を知るためには、その土地の評価をどのようにすればいいのでしょうか?


【この記事の著者】 阿部慎太郎税理士事務所 税理士 阿部 慎太郎

相続税の税額を計算するには、相続によって取得した資産の金額がいくらであったかを評価しなければなりません。
相続によって取得した土地は、「時価」で評価すると定められています。

相続によって、土地を取得した場合、その土地をいくらで評価するのが正しいでしょうか?

相続でもらったのだからゼロ円ですか? それとも、その故人が買った時の値段でしょうか?

じつは、相続によって取得した土地の評価には「時価」が使われます。よく高級なすし屋にある、あの「時価」です。

しかし、この「時価」というのは非常にわかりにくいものです。
そのため、具体的にいくらになるのか、という要望にこたえて、一般的には、相続税の計算においては、「路線価方式」「倍率方式」といういずれかの方法で評価することが定められています。

【路線価方式】
「路線価」というのは、道路に値段をつけることで、

PREVNEXT

関連記事

民事信託の基礎知識。制度の特徴と活用すべきケースを解説

高齢化社会の日本では、認知症により自己の財産を管理できなくなるケースが増えており、その対策として注目されているのが民事信託です。 民事信託は財産管...

マタハラ防止措置が義務化!2017年から運用されるのマタハラ防止措置の指針とは?

マタハラ防止措置に関する指針が出され、その運用が2017年より始まるとのことですが、内容はどのようなものなのでしょうか? 【この記事の...

株式譲渡所得・配当所得の確定申告と住民税の申告不要制度解説

平成29年度の地方税法改正により、上場株式等の譲渡所得および、配当所得に対する所得税と住民税の課税方式が選択できるようになりました。 住民税で申告不...