手付放棄による不動産売買契約の解除
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この書式は、手付放棄による不動産売買契約の解除のひな形です。
書式の一部抜粋(本文)
通 知 書
私は、令和○年○月○日、貴殿との間で、貴殿から下記不動産目録記載の土地を○○万円で購入するという売買契約を締結し(以下「本件売買契約」といいます。)、その際手付金として○○万円をお支払いしました。
しかし、この度家庭の事情から下記不動産の購入を断念せざるを得なくなりました。
つきましては、貴殿においても下記不動産の引渡し向けた具体的な履行に着手されていないことから、手付金を放棄して本件売買契約を解除致しますので、その旨通知致します。
(不動産目録)
土地 所 在 ○○区○○町○丁目
地 番 ○番○
地 目 宅地
地 積 ○○平方メートル
東京都○○区○○町○丁目○番○号
○○○○ 殿
令和○年○月○日
東京都○○区○○町○丁目○番○号
通知人 ○○○○ ○印
書式内で注意すべきポイント
注1 本通知書は、土地を購入する契約を交わし手付金を交付したが、その後土地を購入する必要がなくなったため、手付金を放棄することにより、売買契約を解除する際の文例である。
注2 売買契約に際して、買主が手付金を支払っている場合がある。この場合、売主が契約の履行に着手する前であれば、買主は右手付金を放棄することにより売買契約を解除することができる(民法557条1項)。
注3 契約の日時、内容はできる限り特定する。
注4 手付金を交付したことは明記する。
注5 売主が契約の履行に着手した後では手付放棄による売買契約の解除は認められないから、売主が未だ契約の履行に着手していないことを指摘する。
注6 ・・・・・
注7 ・・・・・
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