契約書のひな形、内容証明郵便書式、労務書式、
会社法議事録・通知書のテンプレートが無料

不正会計の手法にはどのようなものがあるのか?

近年、不正会計が話題になっていますが、どのような会計処理が多いのでしょうか。その手法について教えてください。


【この記事の著者】 江黒公認会計士事務所 公認会計士 江黒 崇史
http://www.eguro-cpa.com/

不正会計の手法は多岐にわたりますが、「売上の前倒し」と「費用の繰延」が事例としてはもっとも多いものです。

不適切会計と不正会計の違いとは?

近年、名門企業といわれている会社でも不正会計の事例が生じています。

企業間の競争が激しくなり、経営者は投資家から業績成果を求められます。
そうしたプレッシャーや経営環境の厳しさから、会計処理を不正に行うことで好業績が演出できてしまう不正会計が後を絶たないようです。

ところで会計上、誤りには2種類あると考えられます。
「誤謬」と「不正」です。

どちらも会計上の誤りですが、意図的であるか否かで異なります。

【誤謬】
 決算書の誤りではあるが、意図的ではない誤り
 例)・会計処理の適用誤り
   ・事実の見落とし、勘違い

【不正】
 経営者、従業員または第三者による意図的な行為に基づく決算書の誤り
 例)・資産の流用
   ・証憑の偽造、改ざん
   ・取引の隠ぺい

実務上、「誤謬」は自社内での点検や、公認会計士(監査法人)監査の過程でわかることが多く、大きな問題とはなりません。

一方、

PREVNEXT

関連記事

山林所得の仕組みおよび計算方法。譲渡所得との区分のしかたを解説

山林所得の計算方法は他の所得と異なる部分が多く、譲渡した山林の状況によっては山林所得以外に区分されるケースもあります。 本記事では、山林所得の計算...

割増賃金と割増賃金の算定基礎となる賃金について

労働基準法では、法定労働時間を超える時間外労働をした場合や、法定休日に労働した場合、深夜労働をした場合には、法令で定められた一定率以上の割増賃金を支払わなけ...

【令和4年度税制改正】住宅ローン控除の要件・控除額の変更点を解説

住宅借入金等特別控除(通称:住宅ローン控除)は、個人が住宅ローンを組んでマイホームを新築・取得・増改築等し、その住宅に居住した際、住宅ローンの年末残高の...