契約書のひな形、内容証明郵便書式、労務書式、
会社法議事録・通知書のテンプレートが無料

会社の予算はなぜ必要なのか?

会社の予算は、作る必要があるのでしょうか? 将来のことを考えるのが苦手なのですが…。


【この記事の著者】江黒公認会計士事務所 公認会計士 江黒 崇史
http://www.eguro-cpa.com/

「いつまでに」、「何をすべきか」──。
会社の予算を作ることで、事業の進捗確認や検証ができます。

経営者の中には、予算を作ることが苦手な方がいらっしゃいます。
確かに将来のことを考えるのは難しい作業ですし、作ったことにより予算を達成しなければいけないプレッシャーもかかることでしょう。

しかし、将来実現したい夢や目標があるからこそ起業し、会社を経営していることでしょう。
であるならば、予算を作らないのは、その夢や目標に向かっての「事業計画」=地図がないまま車を運転して目的地を目指すようなものです。

ぜひ、事業の計画と合わせて予算を作成して下さい。

計画の期間によって予算の種類は変わる

予算については、大きく3~5年後までを描いた「中長期予算」に加えて、短期的な「年次予算」、そして「月次予算」を作っておきましょう。

例えば、飲食事業を開始するに当たり1店舗で1年間の売上予算を2千万とします。
そして、5年後には10店舗の出店目標による2億円という中長期予算を設けたとします。
となると、5年後に10店舗であれば,3年後は少なくとも5店舗で1億円という中長期の予算が立てられると思います。

そして、最初の1年目について月次の予算を設けることで毎月の実績との比較が容易になりますし、年度予算の進捗も検証しやすくなることでしょう。

また、会社によっては「部門別予算」も設けることで各事業部の運営に役立ちます。

なお、予算を作る時期としては、3月決算企業であれば決算前の1月~2月です。
そして、4月1日の新年度スタートを迎え新予算の下、事業がスタートします。

会社のシステムのよって違う予算の方式

予算を作成する流れとしては、「トップダウン方式」「ボトムアップ方式」が主な流れです。

PREVNEXT

関連記事

経費と損金の違い。法人税の計算で誤りやすいポイントを解説

経費と損金の違い。法人税の計算で誤りやすいポイントを解説

「経費」と「損金」は、同じような意味で用いられることもありますが、すべての経費を損金として算入できるわけではありません。 経費の損金算入・不算入は...

法人の地方税について

法人では法人税の計算の後、地方税の計算をします。 一口に「地方税」といってもさまざまな税金があります。 この記事では法人税と一緒に申告納付する地...

税務調査の結果に納得できない場合に行う不服申立制度

税務調査で計算ミスや申告漏れが指摘されてしまったときは、追徴課税を受けることになりますが、調査担当者が指摘した事項が必ずしも納得できるものとは限りません...