
当社はサービス業であり、店舗では正社員の他、多くのアルバイトやパートの方も働いています。
しかし、以前に比べて人材の確保に苦慮しているところであり、髪型や髪色等の基準を一部緩和しようか検討しているところです。
何か参考となる他社事例等はあるでしょうか。

飲食業や鉄道等の運輸業、タクシー・バス等の一般乗用旅客自動者運送業等は、そのサービス自体が利用者にとって重要な意味をもっていることから、利用者に不快感を与えないような服装や髪型等、一定の身だしなみに関する基準を設けていることが多いかと思われます。
その一方で、近年では人材確保の面から、様々な業界で身だしなみの基準を緩和する動きが見られています。
例えば、アート引越しセンターでは、仕事中のひげやピアスは不可としているものの、髪色は自由でカラコンも認められているようです。
また、日本マクドナルドでは、店舗アルバイトスタッフのアピアランスポリシーを改訂し、髪色を自由化しました(ひげについては「ひげをきれいにし、もみあげは短く清潔に」としています)。
ちなみに、この改訂により、新学期が始まる4月には前年比で約3倍のクルーを採用することができるようになり、店舗運営もより安定するようになったとしています。
このように、髪色については自由とする業界が増えているようです。
ひげについては過去にもいくつか裁判となった例があり、ひげの状態が誰が見ても不快感を覚えるようなものであればともかく、そうでない場合は規制することは難しいというのが一般的な解釈です。
医療機関においては、医師や看護師、事務方は白衣や制服を着用していますが、それは医師であること、看護師であることが分かるようにするだけではなく、衛生上の問題もあるからです。





