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無断譲渡・転貸を理由とする賃貸借契約解除

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この書式は、無断譲渡・転貸を理由とする賃貸借契約解除のひな形です。

書式の一部抜粋(本文)

通 知 書
私は、貴殿に対して、以下の条件で建物(以下「本件建物」といいます。)を賃貸しております(以下「本件賃貸借契約」といいます。)。
1 契約日  令和○年○月○日
2 物件   所 在  東京都○○区○○町○丁目○番地
種 類  居宅
家屋番号 ○番
構 造  木造瓦葺平屋造
床面積  ○○平方メートル
3 賃料   1か月○万円
4 支払期日 翌月分を毎月末日限り支払う
5 契約期間 令和○年○月○日から令和○年○月○日まで
6 譲渡・転貸 借主は貸主に無断で譲渡・転貸することができない。無断譲渡・転貸は解除事由となる。(第6条)
 ところが、貴殿は、私に無断で本件建物を第三者である○○氏に使用させております。
 これは賃借権の無断譲渡ないし賃借物の無断転貸に当たります。
 したがって、賃貸借契約第○条に基づき、本書面をもって本件賃貸借契約を解除致します。
 つきましては、直ちに本件建物を明け渡すよう請求致します。

東京都○○区○○町○丁目○番○号
○○○○ 殿
令和○年○月○日

書式内で注意すべきポイント

注1 本通知書は、借主が貸主に無断で賃借していた建物を第三者に使用させたことを理由に貸主が賃貸借契約を解除する際の文例である。
注2 借主は、貸主の承諾がなければ、賃借権を譲渡したり、賃借物を転貸することはできない(民法612条)。借主が右義務に違反して第三者に賃借物の使用又は収益をさせた場合には、貸主は賃貸借契約を解除することができる(同2項)。
   貸主が無断譲渡・転貸の事実を知っているにも関わらず、適切に異議を申し立てない場合には、その譲渡・転貸を黙認しているものとみなされる可能性があるため、無断譲渡・転貸の事実を知ったら借主に対して速やかに事情の説明を求めるか・中止を申し立てるなどの対応を行うことが必要である。
注3 何度も用いる用語には略語を設定する。
注4 契約書を参照して賃貸借契約の内容を記載する。記載の方法としては、本文例の他に以下のような記載が考えられる。
  例)「私は、貴殿に対して、令和○年○月○日、東京都○○区○○町○丁目○番地所在の建物(家屋番号:○番、種類:居宅、構造:木造瓦葺平屋造、床面積:○○平方メートル(以下「本件建物」といいます。))を賃料1か月○万円で賃借しております(以下「本件賃貸借契約を」といいます。)。同契約第6条では、無断譲渡・転貸を禁じています。」
注5 無断譲渡・転貸の事実を具体的に記載する場合には、以下のような記載が考えられる。
  例)「ところが、過日建物の表札に貴殿の氏名ではなく、「○○」との表示がなされていることを発見しました。そこで、調べましたところ、貴殿は自らは全く使用せず、本件建物は第三者である○○が使用していることが判明しました。」
注6 貸主が第三者の使用を承諾していないこと、すなわち借主が無断で第三者に使用させていることを指摘する。
注7 ・・・・・
注8 ・・・・・
注9 ・・・・・
注10 ・・・・・

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