契約書のひな形、内容証明郵便書式、労務書式、
会社法議事録・通知書のテンプレートが無料

中小企業が意匠権を取得するメリットとは?

中小企業は、どのような場合に意匠権を取得するべきでしょうか?


【この記事の著者】 アイラス国際特許事務所 弁理士 高橋洋平

保護される意匠、特許との違い、利用価値を理解すれば、意匠権を取得すべき場合が見えてきます。

意匠法において、意匠とは、製品の美的外観です。
そのため、製品の外観デザインであれば、意匠法で保護されます。

一方、一品製作物などの芸術作品、分解しなければ外部から確認できない製品の内部デザイン、ハンカチを折って作った動物のデザインや砂浜の城のデザインなど安定して形を維持できないデザイン等については、意匠法で保護されません。

特許権取得に力を入れている企業のなかには、意匠権取得を軽んじている企業がときどきあります。

しかしながら、不慣れな人には難解な文章で権利範囲を確定する特許とは異なり、

PREVNEXT

関連記事

派遣社員にも裁量労働制を適用できるのか?

当社はシステム開発を主たる事業としている会社であり、今後、他社より数名の派遣社員を受け入れる予定となっています。 現在、当社の社員には裁量...

相続税計算における土地の相続税路線価と実勢価格との関係とは?

相続税計算で用いる相続税路線価と実勢価格との関係を教えてください。 祖父が亡くなって、相続財産を2人の相続人間で平等に折半で配分する事になりました。 ...

有給の消化順序と半日単位有給への変更について(働き方改革関連法案対応)

中小企業の経営者です。年次有給休暇の取得義務化に向け、就業規則の改定を検討しています。 その中で次のような改定は可能でしょうか? ①有給の消...