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賃料減額請求

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この書式は、賃料減額請求のひな形です。

書式の一部抜粋(本文)

通 知 書
私は、貴殿から、以下の条件で建物を賃借しています(以下「本件賃貸借契約」といいます。)。
1 契約日  令和○年○月○日
2 物件   所在   東京都中央区○○町○丁目○番地
家屋番号 ○番
種類   居宅
構造   木造瓦葺平屋建
床面積  ○○平方メートル
3 賃料   1か月○万円
4 支払期日 翌月分を毎月末日限り支払う
5 契約期間 令和○年○月○日から令和○年○月○日まで
賃借開始から既に○年もの期間が経過し、その間不動産価格は急激に下落しております。そのため、月額○万円の賃料は、近隣の同種建物の賃料と比較して不相当に高額となっております。
つきましては、令和○年○月分から1か月○万円に減額して頂くようよろしくお願い申し上げます。

東京都○○区○○町○丁目○番○号
○○○○ 殿

書式内で注意すべきポイント

注1 本通知書は、経済情勢の変動に伴い賃料の減額を請求する文例である。
題名は、「賃料減額請求の通知書」としてもよい。
注2 減額請求は、経済事情の変動により、又は近傍類似の土地の地代等に比較して賃料が不相当になった場合に認められる(借地借家法11条、32条)。
注3 何度も用いる語には略語を設定する。
注4 賃貸借契約の内容、特に賃料の額を明記する。
注5 賃貸貸借契約の内容は以下のように記載して特定してもよい。
   例)「私は、貴殿から、令和○年○月○日、東京都○○区○○町○丁目○番地所在の建物(家屋番号:○番、種類:居宅、構造:木造瓦葺平屋建、床面積:○○平方メートル)を賃料1か月○万円、支払期日は翌月分を毎月末日限り支払こととし、契約期間を令和○年○月○日から令和○年○月○日までの内容で賃借しております(以下「本件賃貸借契約」といいます。)。」
注6 借家人のほうから賃料の減額を請求する場合は、単に払えないからというのでは説得力がない。家賃が不相当に高額になっているという理由をできる限り具体的に書く。例えば、以下のようなものが考えられる。
  例)「本件賃貸借契約締結後既に○年もの期間が経過し、物価や固定資産税が下がるとともに、本件物件周辺の人口が減少していることも影響して、本件物件の所在する○○区○○町周辺の同種物件の賃料相場は、月額○万円~○万円となっております。また、本件物件自体が築○年を超え、老朽化が進んでおります。」
注7 減額の開始時期及び減額後の月額は明示する。
注8 ・・・・・
注9 ・・・・・

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