賃金返還請求(返済期限の定めがない場合)
この書式は、賃金返還請求(返済期限の定めがない場合)のひな形です。
書式の一部抜粋(本文)
通 知 書
私は、貴殿に対し、令和○年○月○日、金○○万円を、利息年○%、返済期日を定めずにお貸ししましたが、1年を経過した現在においても、全く返済されておりません。
つきましては、本書到達後1週間以内に、上記金○○万円及びこれに対する令和○年○月○日から完済まで年○%の割合による利息を、後記振込口座までお支払い下さい。
期限内にお振込みを頂けないときには、やむを得ず法的手続に移行することを念のため申し添えます。
(振込口座)
○○銀行○○支店 普通 ○○○○○○
○○○○
東京都○○区○○町○丁目○番○号
○○○○ 殿
令和○年○月○日
東京都○○区○○町○丁目○番○号
通知人 ○○○○ ○印
書式内で注意すべきポイント
注1 友人など親しい間柄での金銭の貸し借りの場合には、「返すのはいつでもいいから」というように返済期日を明確に定めない場合もある、本通知書は、期限を定めずに金銭を貸し付けたが一向に返済がないため、貸金の返済を求める際の文例である。
注2 貸付日、貸付金額、利率は記載する。
注3 期限を定めずに金銭を貸し付けた場合には、貸主は相当の期間を定めて返還を催告することができる(民法591条1項)。相当期間は、2週間程度とするのが無難である。
なお、相当の期間を定めず、あるいは不相当に短い期間を定めた場合には、催告のときから相当と認められる期間が経過したときを弁済期とすると解されている。
注4 ・・・・・
注5 ・・・・・
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