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M&Aのスケジュール(企業買収の手順)はどんな流れ?

M&Aのスケジュール(企業買収の手順)はどんな流れでしょうか?

小さい案件で約1ヶ月、大きな案件であれば半年以上かかることもあります。

M&Aは多くの利害関係者が関わる一大事件です。
社長同士が感動の握手をする前には実に多くの作業が必要となります。
またM&Aの作業中に現れる様々な問題に対応していると想像以上の作業量となり、予定通りM&Aが進むことの方が非常に少ないです。

M&Aの大まかなスケジュールイメージは下記となります。

※DD=Due DiligenceのことでM&Aにおける事前調査を意味します。ビジネスDD,法務DD,財務会計DDなどがメインですが環境DDなどもあります。

具体的な期間については案件の大きさによりますが、

【事 前 交 渉】 ・・・ 1週間~3週間

【 各種 D D 】 ・・・ 2週間~5週間

【 交 渉 】 ・・・ 2週間~4週間

といったイメージになります。

クロージング後の統合作業については組織編成、役職・給与水準の調整、システム統合等々、半年から1年間はかかります。
非上場で、かつオーナー企業同士のM&Aであれば数週間で終わることもありますが、一般的には2~3ヶ月から半年はかかるものと思っていてください。

M&Aを進めるにあたって大事なのは情報の漏えいリスクです。
特に自社が他社に買収される、という情報がうかつに漏れますと自社の社員はもちろん、金融機関や取引先へも相当な動揺が走ります。
そのためM&Aの実行に当たっては少数精鋭のプロジェクトチームを組み、情報の取り扱いに注意してください。

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