相続税など相続に関することで、たとえば相続関係などは複雑で面倒に感じます。
上手くまとめてわかりやすく、管理しやすくする方法はないでしょうか?
【この記事の著者】 阿部慎太郎税理士事務所 税理士 阿部 慎太郎
まずは、相続関係説明図を作成しましょう。
相続関係説明図とは、亡くなった方の相続人が誰であるかを分かるように図式化した書類です。
書く上で必要な書類等
【1】亡くなった人の出生から死亡までの戸籍・除籍・原戸籍謄本
【2】亡くなった人の最後の住所を証する書類(住民除票もしくは戸籍の附票)
【3】相続対象物件の登記事項証明書(登記簿)もしくは権利証
【4】相続人全員の戸籍謄本(亡くなった日以降の日付のもの)
【5】相続人全員の住民票
書き方のポイント
【1】記載方法は基本的に自由です。一般に、エクセルなどパソコンを使って作成します。
もちろん、手書きでも大丈夫ですが、消しゴムなどで消すことができるため鉛筆などで書くのはやめましょう。
また、用紙の大きさや縦書きか横書きかは自由です。
【2】亡くなった人の出生から死亡までの戸籍・除籍・原戸籍謄本を確認し、婚姻の有無、子の有無、子の認知や養子縁組の有無を確認します。
特に、認知や養子縁組などは、夫婦であっても知らないケースもあるため、