賃貸借契約の更新拒絶通知
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この書式は、賃貸借契約の更新拒絶通知のひな形です。
書式の一部抜粋(本文)
通 知 書
私は、貴殿に対し、以下の条件で建物(以下「本件建物」といいます。)を賃貸してい
ますが(以下「本件賃貸借契約」といいます
。)、以下の通り、令和○年○月○日をもっ
て期間満了になります。
1 契約日 令和○年○月○日
2 物件 所在 東京都中央区○○町○丁目○番地
家屋番号 ○番
種類 居宅
構造 木造瓦葺平屋建
床面積 ○○平方メートル
3 賃料 1か月○万円
4 支払期日 翌月分を毎月末日限り支払う
5 契約期間 令和○年○月○日から令和○年○月○日まで
さて、この度年老いた私の両親を呼び寄せて介護することとなり、私どもの自宅では手狭なため、私宅から徒歩数分である本件建物を使用する必要が生じました。
したがって、本件賃貸借契約を期間満了日の令和○年○月○日をもって終了させて頂きたく、本書をもって通知致します。
つきましては、本件賃貸借契約の満了する令和○年○月○日までに、本件建物を明け渡して下さいますよう、お願い申し上げます。
東京都○○区○○町○丁目○番○号
○○○○ 殿
令和○年○月○日
東京都○○区○○町○丁目○番○号
通知人 ○○○○ ○印
書式内で注意すべきポイント
注1 本通知書は、建物の貸主に賃貸建物を使用する必要性が生じたため、契約期間の更新を拒絶し、賃貸期間の満了とともに賃貸借契約を終了させるための文例である。
注2 借地借家法により借主は保護されているため、契約期間が満了したからといって当然に契約が終了するわけではない。貸主が期間満了の1年前から6か月前までに政党の事由のある更新拒絶をしなければ、建物賃貸借契約は更新したものとみなされる(借地借家法26条、28条1項)
注3 何度も用いる語には略語を設定する。
注4 賃貸借契約の内容を明記する。契約書を参照するとよい。
注5 賃貸貸借契約の内容は以下のように記載して特定してもよい。
例)「私は、貴殿に対し、令和○年○月○日、東京都○○区○○町○丁目○番地所在の建物(家屋番号:○番、種類:居宅、構造:木造瓦葺平屋建、床面積:○○平方メートル)を賃料1か月○万円、支払期日は翌月分を毎月末日限り支払こととし、契約期間を令和○年○月○日から令和○年○月○日までの内容で賃貸しております(以下「本件賃貸借契約」といいます。)。」
注6 注2で述べたように更新拒絶には正当の事由が必要であるから、貸主の側で建物を使用する必要があることを具体的に記載する。
注7 ・・・・・
注8 ・・・・・