取締役会議事録 取締役報酬の決定
この書式は、取締役報酬の決定に関する取締役会議事録の雛形です。
取締役の報酬に関しては、定款又は株主総会の決議により定める必要があります。各取締役の個別の報酬まで定款又は株主総会により定めることまでは必要なく、取締役全員に対する支給総額について定め、その具体的配分は取締役会決議に委ねることが一般的です。
関連書式
取締役会議事録 株式の譲渡承認
書式の一部抜粋(本文)
取締役会議事録
1 開催日時 令和○年○月○日(○曜日)午前○時
2 開催場所 当社本社会議室
3 出席者 取締役総数 ○名
出席取締役数 ○名
監査役総数 ○名
出席監査役数 ○名
定刻、取締役社長○○○○は議長席に着き、開会を宣し議事に入る。
決議事項 第1号議案 取締役月額報酬決定の件
議長より取締役の令和〇年○月以降の月額報酬を決定したいと議場に諮りたるところ全員一致社長一任と決定したので、社長より下記金額を提示し全員異議なく了承した。
記
○○○○取締役社長 ○○万円
○○○○常務取締役 ○○万円
○○○○取締役 ○○万円
書式内で注意すべきポイント
注1 取締役の報酬に関しては、お手盛りの危険を回避するため、定款又は株主総会の決議により定める必要がある。もっとも、個々の取締役の報酬についてまで定款又は株主総会により定めることまでは必要なく、取締役全員に対する支給総額について定款又は株主総会で定めた上で、その具体的配分を取締役会決議に委ねることが一般的です。上記議事録は、この取締役の報酬の具体的配分を決定する際の議事録である。
注2 ・・・・・
新着記事
中小企業の緊急資金繰り対策|予備費の使い方と資金調達の実務
企業活動を安定的に継続するには、予期せぬ資金不足への備えが欠かせません。 いざという時に資金が尽きる事態を避けるためにも、平時からの準備と具体的な...
中小企業の資金繰りを見抜く!キャッシュ・フロー計算書の読み方と活かし方
企業が健全に経営を続けるためには、資金の流れを正しく把握することが欠かせません。 キャッシュ・フロー計算書は、資金の動きを可視化し、経営判断に必要...
経営分析に使える財務指標。5分類の見方と使い方を解説
経営分析において、財務指標は企業の収益性や安全性などを定量的に把握するための基本ツールです。 分析によって課題が明らかになれば、経営方針の見直しな...