【書籍のご案内(送料無料)】 (全300ページ) fa-arrow-circle-rightこの書籍の立ち読みはこちら 税理士の方から実際に寄せられた質問や相談をもとに、相続に関する法務と手続きについて、155のQ&Aに整理・解説しています。また、手続きに利用する書式・申請書・資料を多数収録しており、税理士が知っておく...
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医業経営に関する疑問や悩みに医業に特化した税理士、行政書士が回答・税務処理や手続き・行政手続き・承継、開業、移転、附帯事業等に関する実務・医療法人に関する実務・医業経営戦略、医療施設運営実務>>>医業経営実務研究会の詳細はこちら...
国税不服審判所平成30年10月3日裁決 契約書の効力が否定された事例です。 事案 請求人が所有し、駐車場として賃貸していた土地について、請求人とその子らとの間において締結した使用貸借契約及び本件各土地上のアスファルト舗装等の贈与契約がありました。 請求人は、上記契約書により、本件各土地の賃貸人としての地位が請求人からそ...
不用意に「詐害行為となる助言をしてしまうのを防ごう」という内容です。 詐害行為取消権は、以下の条文です。 民法第424条1項債権者は、債務者が債権者を害することを知ってした行為の取消しを裁判所に請求することができる。ただし、その行為によって利益を受けた者(以下この款において「受益者」という。)がその行為の時において債権...
遺言書がある場合に、法定相続人全員で協議して、遺言によらずに遺産分割をすることがあると思います。 次のようなケースを考えてみます。 相続人:長男A、二男B遺言書で、自宅及び現預金の全てを長男Aが取得する旨記載がある。ABで話し合い、現預金については、ABで分けようということになった。 この場合、 「自宅のみ遺言書で長男...
まずは、法的理解からです。 遺言は、被相続人の死亡により、ただちにその効力を生じます。 たとえば、「土地建物を長男Aに相続させる」と記載があれば、被相続人の死亡によってただちに相続の効力が生ずる、ということです。 遺言の効力を生じさせないためには、相続放棄をし、はじめから相続人でなかったことにします。 しかし、実務では...
今回は、税賠判例のご紹介です。 東京地裁平成30年2月19日判決(TAINS Z999-0172) 未分割申告により税理士敗訴(損害賠償が認められた)となったものです。 (事案) 被相続人:A 相続人:X、B、C、D、E ●Aは遺言により、全財産をXに相続させる旨意思表示をした。 ●相続財産の中には、小規模宅地等の特例...
今回は、「隠蔽又は仮装が否定され、重加算税賦課決定が取り消された事例」についてご紹介したいと思います。 内容は、 【過少申告の場合の重加算税の賦課要件】 過少申告の場合の重加算税の賦課要件は、「国税通則法第68条1項」にあります。 ①過少申告加算税の規定に該当する場合 ②納税者が ③その国税の課税標準等又は税額等の計算...
今回は、信託が無効とされた裁判例をご紹介します。 なお、今回の内容も私どもで執筆をしてる書籍『税務のわかる弁護士が教える 税賠トラブルを防ぐ事業承継対策』の中の解説からピックアップしています。 【信託とは】 信託を使ったことのある先生はもう十分ご存知だと思いますが、信託を行ったことがない先生、忘れてしまったという先生...
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配偶者居住権は、令和2年4月1日に施行となっています。 権利の内容についてはご存じだと思いますので、説明はしません。 配偶者居住権が成立するのは、次の場合です。 ※相続開始の時にその建物に居住していることを前提として、 (1)遺産分割により、配偶者居住権を取得するものとされたとき(家裁による審判含む) (2)配偶者居住...
自筆証書遺言原本を法務局が保管してくれる制度が、2020年7月10日から開始されました。 法律名は、 「法務局における遺言書の保管等に関する法律」 です。 保管の段階で、知っておくべきことを簡単に記載します。 ・自筆証書遺言に限る。 ・封をしていない遺言に限る。 ・法務大臣が指定する法務局に限られる (http://w...
みなさん、こんにちは。 行政書士法人横浜医療法務事務所の岸部宏一です。 今回は、私のクライアントである個人のドクターが買い手となり、実際あった医療法人の事業譲渡の事例についてご紹介をしたいと思います。 売り手は、後継者がいない医療法人で、診療所(旧法医療法人)をひとつ経営していました。 買い手である、私のクライアントで...
今回は、国税不服審判所の裁決の中から、「重加算税賦課決定が取り消された事例」についてご紹介します。 令和元年11月19日裁決です。 相続人が預金の存在を知りながら税理士に伝えなかった事例です。 そして、担当税理士も税務調査の際、「私に見せていないのだからそうなります。」と諦めていた事案です。 (事案) ●請求人の兄が死...
今回は、所得税法上の給与所得と事業所得の区別の判断基準について、有名な最高裁判決を確認しておきたいと思います。 ある役務の提供が給与所得か事業所得かを判断するについては、「消費税基本通達1-1-1」を参考にしている先生も多いと思います。 しかし同通達は、「出来高払いの給与と請負による報酬」の区分に関する判断基準を示して...
今回は、「代襲相続」についての解説です。 次のような問題を考えてみましょう。 被相続人には、長男A、二男B、三男Cがいた。ところが、長男Aは遺言書を偽造したので、相続欠格事由に該当し、二男Bは被相続人を虐待して廃除され、三男Cは相続放棄をした。A、B、Cには、それぞれ子(被相続人の孫)がいる。代襲相続できる孫は、どの孫...
今回は、東京地裁令和元年10月18日判決(TAINS Z888-2288)をご紹介します。 内容としては、 高額譲り受けにより取得した土地の購入価額と時価との差額がどう処理されるか についてです。 ----------------- (事案) ●納税者である会社は不動産の売買等を目的とする株式会社である。 ●納税者が第...
粉飾決算における税理士のリスク 顧問先の言うとおりに経費計上して税務調査で否認された場合の税理士の責任 会計データを第三者に渡す際に気をつけるべきこと 申告期限後に受任する場合の注意点 別税理士による当初申告の誤りに関する損害賠償責任 申告期限間際の解約と税賠リスク など fa-arrow-circle-rightこの...