税理士業務に役立つ動画 税理士業務で知っておきたい質疑応答5種類 税理士を守る会では、税理士業務で知っておきたい質疑応答5種類について、初月無料期間から視聴できます。 解説内容は以下の通りです。 ●税務調査の過程を録音してはいけないのか? ●顧問先の取引先から顧問先の従業員への歩合報酬による支払いで留意すべき点 ●税理士が受任する業務の契約書に印紙貼付の必要があるか? ●顧問先の依頼...
税務・法律トラブルQ&A 役員の通勤手当は株主総会で決議すべきか 税理士の先生より「役員の通勤手当は株主総会で決議すべきか」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 役員に通勤手当を支給することを検討しております。 通勤手当とは、いわゆる通勤に係る実費相当額の支給で、所得税法上非課税となる範囲での支給を前提としております。 いわゆる実費相当の手当...
税務・法律トラブルQ&A 事前確定届出給与の株主総会決議の仕方 税理士の先生より「事前確定届出給与の株主総会決議の仕方」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 対象の会社の状況は以下のとおりです。 ・株主数 4 名(A代表取締役:500株、B取締役:300株、C取締役:500株、D取締役:300株) ・内CとD2名が前年8月に退職 ・取...
税理士業務に役立つ動画 税理士は通達によらない処理をする場合にどこに注意すべきか? 今回のテーマは「税理士は通達によらない処理をする場合にどこに注意すべきか」です。 税理士は税法の専門家ですから、税法は当然守らなければなりません。 ところで、税務行政は通達に基づいて行われています。 したがって、 その場合、通達によらない処理をすることが許されないわけではないのですが、どういった点に注意しておくべきなの...
税理士業務に役立つ動画 重加算税が賦課されない「調査」前とはいつまでか? 今回のテーマは、「重加算税が賦課されない「調査」前とはいつまでか」です。 参考書籍として、私が執筆した『税務のわかる弁護士が教える 税務調査における重加算税の回避ポイント』も参考にしていただきたいと思います。 過少申告の場合の重加算税は、国税通則法第68条第1項に規定されています。 (1)過少申告加算税の規定に該当する...
税理士業務に役立つ動画 税理士に対する損害賠償の2種類の法律構成 今回のテーマは、「税理士に対する損害賠償の2種類の法律構成」です。 税理士に対する損害賠償の法律構成は、じつは2種類あります。 まず一つ目は、債務不履行というものです。 最高裁昭和58年9月20日判決で、「本件税理士顧問契約は、…全体として一個の委任契約である。」と判断されたものがあります。 したがって、 委任契約は、...
相続実務 相続時精算課税制度のメリットとデメリット 贈与を行った場合の課税方法として、「相続時精算課税制度」を選択することができます。 税理士業界では「相続税の節税にはならない」「リスクが高い」等として選択に消極的な見解が多いところですが、ここで今一度「相続時精算課税制度」の概要とメリット・デメリットを見直してみたいと思います。 ①相続税精算課税制度の概要 相続時精算課...
相続実務 「三大都市圏」全市区町村一覧 地積規模の大きな宅地を計算するにあたり、実務上困るのがその土地が「三大都市圏」に所在するか否かです。 調べても分からないよ、という方のために、三大都市圏に該当する全区域を掲載します。 なお、一部が該当する市町村については、ホームページ等でご確認ください。 また、当情報は2016年4月1日現在のものです。 【首都圏】 (...
相続実務 適用漏れ多し!「地積規模の大きな宅地」とは 被相続人が規模の大きな土地を所有している場合、かつては「広大地」規定により土地の評価を大きく下げることができ、相続税の負担軽減のために有効でした。しかし、税制改正により平成29年12月31日をもって広大地の規定は廃止され、平成30年以降は新…...
業務に役立つひな形等 リモートワーク誓約書のひな形【会計事務所専用】 作成:弁護士法人みらい総合法律事務所 税理士が在宅勤務を行い、又は職員に在宅勤務を実施させる場合には、次の検討が必要となります。 (一)職員に対し、税理士の管理・監督が及ぶための方策 (二)自宅で顧客と面談しないこと (三)自宅の電話を連絡先として顧客と電話連絡などをしないこと (四)自宅で税理士業務を行っていることを...
税理士損害賠償研究 税理士が許される社労士業務 税理士業務に付随して社会保険業務を行うことがあると思いますが、今回は、その根拠についてです。 社労士法27条は、「社会保険労務士でない者は、他人の求めに応じ報酬を得て、第2条第1項第1号から第2号まで...
税理士損害賠償研究 贈与税を必要経費に算入? 大阪地裁平成29年3月15日判決です。 賃貸用不動産を贈与により取得した際に納付した贈与税を不動産所得の必要経費に算入したところ、否認された事案です。 納税者としては、所得税基本通達37-5が、「業務の用に供される資産に係る固定資産税、登録免許税(登録に要する費用を含み、その資産の取得価額に算入されるものを除く。)、不...
税理士損害賠償研究 顧問先の役員個人からの税務相談 「顧問先の役員個人に対する税務上の 説明助言義務違反が問われた裁判例」 をご紹介します。 東京地裁平成12年6月30日判決(TAINS Z999-0066)です。 (事案) 依頼者Xは、進学教室及び学習塾の経営を主たる業務とする有限会社A社の取締役であり、税理士Yと顧問契約を締結していた。 取締役であるXは、過去2年間...
税理士損害賠償研究 相続人と連絡が取れない時の対策とは? 「税理士を守る会」での質疑応答事例をご紹介します。 (質問) 相続税申告業務を受任し、相続人と一度お会いし、契約書を締結しました。 その際、必要書類をご説明し書類が揃いましたらご連絡くださいとお伝えしました。 その後一向に連絡がなかったためこちらから何度も携帯に連絡をしているのですが全く連絡がとれません。 申告まで3ヵ...
税理士損害賠償研究 税務書類は作成するが、税理士として署名押印をしたくないケース 3月の確定申告期限までに、膨大な申告書を作成すると思います。 通常は、税理士として、申告書に問題なく署名押印をすることがあると思います。 しかし、中には、資料不足や内容に疑義がある等の理由で、署名押印したくない、という場合があると思います。 そのような場合に、「税務書類は作成するが、税理士として署名押印はしない」という...
税理士損害賠償研究 代表者が不在の場合の申告 「税理士を守る会」では、税理士の先生が日常業務で直面する法的トラブルや会社法等の解釈が必要な内容について多数の質問が届いています。 その中で多くの税理士さんに参考となる質問と回答がありましたのでご案内します。 (一般化するため、個別の事情は変えています) 質問 1人オーナー兼取締役が死亡しましたが、相続人らが海外に住ん...
税理士損害賠償研究 税法における文理解釈とは? 文理解釈とは、法規の文字・文章の意味をその言葉の使用法や文法の規則に従って確定することによってなされる解釈です。 「租税法 第22版」(弘文堂・金子宏)では、「租税法は侵害規範(Eingriffsno...