税理士の先生より「粉飾決算における役員の責任と損害賠償 」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 当事務所の顧問先に関するご相談です。 非上場企業の中小企業ですが、過去からの多額の粉飾決算の事実が発覚し、破産をすることとなりました。 それに伴い、金融機関各行から役員個人の責任追及...
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税理士の先生より「メールでの契約締結における証明力」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 ワードで作成した契約書をプリントアウトし、それに契約当事者が実印をもって捺印し、それをPDFファイルに変換し、メールにてやり取りする場合の、契約の効力および裁判上における契約締結の証明力に...
税理士の先生より「税理士に責任が生じるタイミング」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 現在、当事務所での契約業務の流れは次のようになっています。 お問合せ⇒面談⇒見積もり⇒受注⇒契約書作成 1 .お問合せから面談の中で税務の相談を受けることもあります。 お問合せの段階では面談...
税理士の先生より「別税理士による当初申告の誤りに関する損害賠償責任」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 相続税の広大地の評価に基づく更正の請求について、依頼を受けました。 別の税理士が行った当初申告を精査したところ、土地の評価を過少申告していることを発見しました。 このまま広...
税理士の先生より「メールで取り交わす契約の注意点」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 税務顧問契約書を文書に代えて、メールで取り交わすことについて、質問をさせてください。 通常は、顧問契約書は印刷・製本して、当事者双方が押印しております。 ただ面倒な場合は、契約書の文面をメー...
税理士の先生より「申告期限後に受任する場合の注意点」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 法人から、法人税の申告期限を過ぎてから、決算書・申告書作成および提出の依頼の相談を受けました。 法人税の申告期限を過ぎてから受任する場合、契約書に何か追記をした方がよろしいでしょうか。 今...
税理士の先生より「会計データを第三者に渡す際に気をつけるべきこと 」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 当事務所で入力した会計データを第三者に渡す際に気をつけるべきことをご教示ください。 〔概要〕 私どもの法人顧客がM&Aを考えています。そして、ある公認会計士事務所にコンサル...
税理士の先生より「顧問先の言うとおりに経費計上して税務調査で否認された場合の税理士の責任」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 顧問先が、スポーツカーを 3 台、プレジャーボートを 1 台所有しています。 社長は、事業上の業務や接待等で使用しているため、すべて100%経費(減価...
税理士の先生より「粉飾決算の税理士のリスク」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 顧問先会社が粉飾決算を行っている場合、税金については、多く納税することとなるので、その粉飾解消の際の税務には留意が必要と理解しております。 一方、その決算書で融資をしている銀行やそれを信用して取引...
税理士の先生より「破産手続きと顧問契約」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 業績不振が続き破産手続き開始を検討している法人の顧問先があります。 破産手続きが開始された場合、顧問税理士である私にどのような責任が生じるのかご教授ください。 また、顧問料の滞納があるので契約を解除し...
税理士の先生より「代金未収がある場合の決算」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 顧問先が、税務顧問料を半年以上滞納しています。 まもなく、決算申告となるのですが、この申告料もおそらくいただけないということが想定されます。 そこで、下記の手段を検討しています。 ・事前に今回の申...
税理士の先生より「第三者割当増資における課税リスク説明方法」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 当社の顧問先甲が第三者割当増資を行います。 増資の 1 株当たりの払込金額について、金額によっては株主に課税がなされるリスクがあるので、そのリスク説明を取締役にしたところ、「もう決...
税理士の先生より「顧問契約書の損害賠償条項の交渉方法」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 法人との顧問契約書に、「甲又は乙が相手方に対して損害賠償義務を負担するときは、その損害賠償の範囲は、その原因となる行為があったときの属する年の年間報酬金額を限度とする。」という条項を入れ...
税理士の先生より「非取締役会設置会社で取締役を複数置くことは可能か」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 非取締役会設置会社で取締役を複数置くことは可能ですか。 この複数の取締役が話し合ったことは取締役議事録として残しておく必要はありますか。 また、この議事録は法的には効力のあ...
税理士の先生より「シンガポールの法人の買収における注意点」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 顧問先から、シンガポールの法人を5,000万円で買収することに関する相談がありました。 所在地:シンガポール( 1 か所のみ) 今回、顧問先である内国法人が個人株主に5,000万円を...
税理士の先生より「代表者の死後の顧問契約における注意点」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 私はA社の顧問税理士をしておりますが、代表者である甲氏は高齢です。 甲氏は自分にもしものことがあった場合、乙氏にA社の今後を任せたいようです。 甲氏と乙氏には血縁関係はありません。 乙...
税理士の先生より「会社の倒産と監査役の損害賠償責任」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 上場していない会社の非常勤監査役をしており、取締役会に出席し、監査報告を作成しています。 この会社が取締役の経営の失敗により、資金繰りがショートして倒産した場合、監査役は、株主や債権者から...
税理士の先生より「代表取締役の解任方法」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 顧問先の定時株主総会における代表取締役解任についての相談です。 会社は代表取締役が会長と社長の 2 名おります。 会長(創業者、80%の株を保有)と社長(元従業員、10%の株を保有)の経営に関する意見...
税理士の先生より「親族の労働実態の証拠の残し方」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 A社は同族会社であり、代表取締役甲が株式を100%保有しております。 甲の妻乙が取締役となっており、子の丙(アルバイト)、乙の父丁が非常勤として働いております。子の丙はA社の雑務を手伝っており...
税理士の先生より「協業組合の自己株式の取得の可否」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 協業組合は自己株式を取得できますか。 できない場合は、既存組合員が買わざるを得ないのでしようか。 回答 協業組合は、「中小企業団体の組織に関する法律」(以下、「法」といいます)に規定する協業...