税理士の先生より「税理士法人の無限連帯責任の法的根拠 」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 税理士法人を経営しています。税理士法人の社員には、無限連帯責任があると承知しておりますが、税理士法を読んでも、その根拠条文が見当たりません。どこを読めばよいでしょうか。 回答 税理士法...
新着記事
税理士の先生より「依頼者の脱税と顧問税理士の責任」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 A社と顧問契約を締結し、法人税の申告書を作成しています。 会計帳簿の内容に疑義があり、原始資料を見せるよう顧問先に要望したところ、拒否されました。 内容としては、A社からB社への支払いの経費...
税理士の先生より「税理士が作成した申告書に署名押印しないことは許されるか」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 資料不足や経理内容に疑義があり、税理士として申告書を作成しても署名押印できないケースがあると思います。 そのような場合、申告書は顧問先から税務署に提出してもらうことに...
税理士の先生より「記帳代行会社の入力ミスによる申告書と懲戒・損害賠償」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 年に 1 回、記帳代行会社が入力した会計データを送ってもらい、それを基に決算整理仕訳を入力して、申告書を作成提出しています。 申告料は安く設定しており、会計データのみしか...
税理士の先生より「税理士が業務を行うことのできる社会保険手続の範囲」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 税理士が社会保険の手続を代行していると、社会保険労務士会から社会保険労務士法違反を疑う書類が送られてくると聞いたことがあります。 税理士が行える社会保険手続の業務範囲はどう...
税理士の先生より「非税理士が作成した会計データを基に申告書を作成することは許されるか」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 非税理士が記帳代行業務のみを行う法人を設立し、記帳代行業務を行っています。そこで質問があります。 ⑴ 非税理士が記帳代行から申告書作成まで一括して受注し、...
税理士の先生より「税理士の名義貸しに当たる行為」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 過去に長年、会計事務所に勤務していた者が会社から法人税申告書の作成を依頼され、その間だけ経理担当者として申告書を作成した場合に、税理士がこの申告書に署名押印することは、税理士法及び他の法律など...
税理士の先生より「税務申告書の代書の解釈」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 申告期限ギリギリで、依頼者と税理士の意見が異なる場合に、依頼者の希望どおりに申告書を作成するよう強く要請される場合があります。 税務書類の作成には、単なる代書は含まれない(税理士法基本通達2-5)と...
税理士の先生より「相続税業務で相続人と連絡が取れない場合は、どのように対処すべきか」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 ご紹介により相続税申告のご依頼をいただき、一度相続人と面談しました。 面談の際に必要書類をご説明し、書類が揃いましたらご連絡いただくようお願いしましたが、そ...
税理士の先生より「役員借入金(貸付金)における課税と、消費貸借契約書の作成方法 」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 役員借入金(役員貸付金)とその金銭消費貸借契約書について、2点質問させてください。 (状況) 同族会社の場合、会社資金が不足すると社長個人がポケットマネーで補...
税理士の先生より「名義株主からの会計帳簿閲覧請求への対応」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 昭和55年設立の顧問先の相談です。 当時は発起人が 7 人以上必要だったため、親族や友人等に名義を借りました(資金は代表者がすべて負担しています)。 ところが先日、名義を借りた友人の...
税理士の先生より「趣味物の売却益と所得区分」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 20~30年にわたり、趣味で収集、栽培してきたサボテンをインターネットオークションで処分したところ、かなり高額で売却することができました。 この場合、譲渡所得(長期)として、申告するも、取得価格が...
税理士の先生より「完成途中の建物の取得費」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 顧問先が、建築業者B社に建物建築を発注しました。 しかし、途中でトラブルになり、B社との請負契約を解除しました。 その後、建築業者C社に途中から建築を発注し、完成引渡しを受けました。 B社とは、1 ...
税理士の先生より「資料提出を拒む顧問先への対応」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 個人事業者の所得税確定申告を受任しております。 個人事業とは別に、対象年度中に自己所有の不動産を貸し付けて不動産収入があることが発覚しました。 不動産所得として申告する必要があることから、不動...
税理士の先生より「株主総会で決算のやり直しを求めることはできるのか」について、税理士を守る会(初月無料)でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 会社法では株主総会で承認することで決算が確定すると思います。 このとき、株主が 1 人の会社が、前期の決算書が気に入らないことを理由に、決算のやり直しと再度株主総...
税理士の先生より「過年度の破産廃止決定に伴う売掛債権の貸倒処理」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 最終決算期の売掛債権(申告済み)の中に 4 年前に破産手続廃止の決定がされている取引先が見つかりました。 貸倒処理をしたいのですが、国税不服審判所の(平20.6.26、裁決事例...
税理士の先生より「税務調査と憲法16条の請願権の関係」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 税務調査の結果と憲法16条の請願権の関係を知りたいです。 税務調査の税務職員の横暴な対応と一方的な課税権の行使について税務署長に訴えたい、と考えています。 回答 請願権は、憲法で保障され...
税理士の先生より「消費税の特定期間における納税義務の判定」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 資本金300万円の新設法人で半期の役員報酬と給料の合計額が1,000万円を超えますが、この中で役員報酬の未払いが300万円程あり、それをマイナスすると実際支払った額は800万円程にな...
税理士の先生より「税務調査で歯科医師のカルテは質問検査権の対象になるか」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 歯科医院の税務調査で、患者のカルテの開示を求められた場合、個人情報保護法を根拠として拒否ができますか。 できない場合には税務署側に提示の要求ができるとの規定があるのでし...
税理士の先生より「税務調査における質問応答記録書へのサイン拒否」について、 税理士を守る会でご質問をいただきましたのでご紹介いたします。 質問 現在、税務調査を受けています。 質問応答記録書へのサインを求められていますが、サインを拒否する場合の理由をご教授ください。 回答 質問応答記録書へのサインを拒否したいということ...